高野直人

パーソナルコーチ。音楽家のためのコーチングスクール代表。
主に音楽家、アーティスト向けにメンタルコーチング、ライフコーチングを提供。音楽家がコーチングを学ぶ講座を開催。パフォーマンスを高めて、充実した音楽ライフを送るお手伝いをしています。

2016年に、フルート専門誌「THE FLUTE」にて、「教え方講座」執筆を担当。
https://www.alsoj.net/store/view/F155.html#.WpWsaBPFJAY

記事一覧(144)

「〇〇過ぎ」という言葉に要注意!

音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。HSPの人が、他人からよく言われる言葉に、「心配し過ぎだよ」「気にし過ぎだよ」といったものがあります。本人にとっては、心配だから心配しているのですし、気になるから気にしているのですが、それ以外の人々には、大したことではなく、どうでも良いことなんですね。HSPは敏感だから、細かいことや先のことまでよく気がつきます。だから、気になることが増えるし、心配事も増えます。鈍感な人は、あまり気がつかないから、気になることや心配することが、HSPに比べて少ないです。これは、どちらが正しいわけでもなく、ただの感覚の違いです。ただ、

世の中は非HSPの方が多数派であり、HSPよりも鈍感で大雑把な人たちの方が多数派なので、HSPの感覚の方が「おかしい」と見られがちです。そして、そのように言われることによって、HSPの人たちも、「自分が考え過ぎなのかもしれない」「考え過ぎの自分はおかしいのかもしれない」

と思ってしまいがちです。そして、「こんな自分はダメだ」と自分を責め、自己評価を下げてしまうのです。人の振る舞いや言動に、「〇〇過ぎ」はありません。人それぞれの基準があって、他人の言動が自分の基準を超えた時に、「あの人は〇〇過ぎ」と思うわけですが、それは、その人の主観でしかなく、普遍的な基準があるわけではありません。ただ、その人のコンフォートゾーンから、外れているだけなのです。ですから、そもそも感覚が違う非HSPの言動はあまり重く受け止めず、自分の感覚に対して、ひとまずは「それでいいんだよ」

と肯定してあげて下さい。▼より詳しくはメルマガで▼

仕事が続かないHSP音楽家

音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。HSPは、敏感なために傷つきやすく、心優しいためにストレスを抱えやすく、中には、それらの負担やストレスに耐えきれず、仕事が長続きせずに転々としてしまう人がいます。そして、そういう人は、そんな自分を責め、「私は社会的不適合者だ」と感じてしまいがちです。ですが、適合しないは必ずしもその人が悪いわけではなく、その人と仕事との相性、その人と職場(環境)との相性が悪いだけかもしれません。ですから、より自分が活躍しやすい仕事や、環境について模索してみると良いと思います。例えば、HSPの気質から見て、以下のような仕事や職場は、あまりオススメできません。・競争の激しい仕事・急な対応を迫られる仕事・高いノルマを課される仕事・大人数で取り組む仕事・忙しくて騒がしい職場・対立や喧嘩が多い職場・監視の厳しい職場etc.HSPに向いているのは、人との関わりが多過ぎず、マイペースで淡々と取り組めるような仕事です。もちろん、これはあくまで傾向性の話であり、全てのHSPに当てはまるわけではありませんが、これらを参考にしながら、「自分はいつも何を負担に感じ、何を問題なく取り組めるのか」とよく把握した上で、なるべく相性の良い仕事、相性の良い職場を選んでいくと良いと思います。 ▼より詳しくはメルマガで▼

繊細な音楽家のためのメンタルマネジメント講座

音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。HSP音楽家に特化した、メンタルマネジメント講座についてご案内します。HSPは、Highly Sensitive Personの略で、「高度に敏感な人」のことを言います。ご参考:『繊細で敏感な音楽家のメンタルマネジメント』(HSPついての記事一覧)HSPは、豊かな感情や感受性に恵まれ、鋭い直観力や創造力がある一方で、傷つきやすく、疲れやすく、些細ことをいつまでも気にしたり、くよくよ悩んだりしがちな気質です。HSPは、5人に1人いると言われますが、音楽家や音楽愛好家の中には、もっと高い割合でいるのではないかと私は思っています。ストレスを感じやすい時代現在の個人のキャリアを取り巻く状況を表現するキーワードとして、「VUCAワールド」という言葉が最近よく使われます。VUCAとは、Volatility(変動の幅が大きい)、Uncertainly(不確実である)、Complexity(複雑である)、Ambiguity(問題の所在が曖昧) の4つの要素の頭文字を並べたものです。「VUCAワールド」とは、ざっくり言えば、「変化が激しく、複雑さが増し、先を見通せない世界」ということです。世界がそうなったことで、働く人々の将来不安は増し、仕事で扱う情報量や、常に新しいことを学び続ける必要性が増し、プレッシャーや負担が増え、労働環境はストレスフルになっています。そんな中で、個人がパフォーマンスを発揮するためには、これまで以上にメンタルをケアし、整えていくことが重要になります。ますます生きづらくなるHSPHSPと言われる人々は、繊細で敏感であるが故に、環境の変化の影響を強く受け、些細なことでも思い悩む気質であるために、将来不安がより重く感じられます。また、仕事量が増えると混乱したり、急な変化や対応が苦手なのもHSPの特徴です。情報量や仕事量が増え、変化が激しく、混沌の度合いが増す社会では、HSPは特にストレスを感じやすく、心身の不調を起こしがちです。ですから、自分の気質について理解を深め、その気質のより良い扱い方を知り、メンタルを上手にケアしていく必要があります。どんなことを学ぶのか?この講座は、3つのステップにより構成されています。STEP1 HSPという気質について理解を深めるSTEP2 HSPという気質のより良い扱い方や問題への対処法を学ぶSTEP3 パフォーマンスを高めるセルフコーチングについて学ぶマンツーマンのSkypeコーチングを行いながら、音声or動画配信にて必要な知識をお伝えします。また、契約期間中は、メールサポートにより、いつでも質問やご相談をして頂けます。この講座を受講されることで、不安や緊張や怒りや落ち込みを感じやすく、やる気が出たり出なかったりする不安定な精神状態から、やるべきことに集中して課題や目標を達成し、落ち着いた精神状態で充実した日々を送れるような自分になることを目指します。限定5名の募集今回の講座は、一人一人をしっかりとサポートしたいので、少人数に絞って募集をします。定員に達し次第、募集を締め切らせて頂きます。受講をご希望・ご検討の方には、まず無料カウンセリングをさせて頂きます。ご本人の状況をお伺いし、こちらから講座の詳しいご説明をさせて頂いた上で、ご受講されるかどうかをご判断下さい。▼無料カウンセリングのお申込はこちら▼https://ssl.form-mailer.jp/fms/a2665e79578163HSPには、HSPに合った進み方があります!HSPは社会において少数派であるため、その生きづらさを周囲の人々はなかなか理解できません。HSPと非HSPとでは気質が違うので、非HSPのアドバイスは、HSPにとって役に立たないことが多いでしょう。HSPにはHSPの進み方があります。そのためには、自分の気質について理解を深め、その扱い方を知る必要があります。HSPは、より良く生かすならば、大変に素晴らしい気質です。特に、音楽や芸術面においては、大いにプラスに発揮されます。HSPについて理解を深め、さらにセルフコーチングを学んでいただくことで、より豊かで充実した音楽人生を送っていただくことを願っております。▼無料カウンセリングのお申込はこちら▼https://ssl.form-mailer.jp/fms/a2665e79578163

短所は気にするほど気になる

音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。これまでHSPについてさんざん書いてきて、このようなことを言うのもなんですが、「自分がHSPである」ということは、あまり意識し過ぎない方が良いと思います。「自分はHSPである」ということを理解して、心が軽くなる人がいる一方で、HSPについて知れば知るほど、生きづらさばかり感じてしまい、絶望してしまう人もいるのです。良い面にフォーカスできれば良いですが、悪い面にばかりにフォーカスしてしまうと、暗い未来しか見えなくなります。人間の脳には、ロックオン・ロックアウトという

性質があります。脳は何かにロックオン(注目)すると、それ以外の情報をロックアウト(排除)して、盲点に隠してしまいます。「自分はダメだ」と思えば、「自分はダメ」と思えるような事象ばかりが目につき、「自分の良いところ」があっても目に入らなくなってしまうのです。HSPのネガティブな面にばかり意識を集中すれば、そればかりが知覚され、HSPの良い面が見えなくなります。HSPのポジティブな面に、意識を集中すれば、HSPの悪い面は見えなくなります。HSPという気質自体は、良いものでも悪いものでもありません。HSPという気質の捉え方、そして生かし方が大事なのです。▼より詳しくはメルマガで▼

慎重すぎて行動できないHSP音楽家

音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。HSPは、「慎重すぎる」とか、「行動力が乏しい」といったレッテルを貼られがちです。人間の脳には、アクセルにあたる行動活性システムと、ブレーキにあたる行動抑制システムとがあるのですが、HSPと言われる人たちの脳は、行動活性システムよりも、行動抑制システムのほうが優位に働く傾向があります。つまり、普通の人以上に、行動にブレーキをかけやすい気質なのです。この気質は生まれ持ったものなので、責めても仕方ありません。それよりは、この気質をプラスに生かすことを考えたほうが良いでしょう。慎重であるなら、その性質を生かしてリスクを回避したり、細かく仕事を見直すことが得意です。また、行動抑制システムが働きやすいのなら、無理に行動しようとする必要はなく、苦手なことは他人にお願いし、自分にできることを自分のペースで淡々と行えるように環境を整えていけば良いのです。何事にも良い面、悪い面があり、人の性格や気質にもそれが言えます。HSPの特徴を見ていると、「生きづらい」「面倒だ」と思える面も確かに見えますが、プラスに生かせば、とても優れた面が見えてきます。HSPという資質を重荷に感じるばかりでなく、よりよく生かす方法を見出していけると良いでしょう。▼より詳しくはメルマガで▼

他人の感情に振り回されやすいHSP音楽家

音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。前々回より、HSPをテーマに記事を書いています。ご参考:『5人に1人いる繊細で敏感なHSPの話』『繊細であるが故に疲れやすいHSP音楽家』HSPができるだけ避けたいのは、いつも不機嫌だったり怒っていたりして、「負の感情を抱えている人」と一緒に過ごすことです。HSPは、他人との境界線が薄いために、他人の感情をもらいやすく、怒りや不満をあらわにしている人や、愚痴や不満をこぼしている人と一緒にいると、その負の感情をもらってしまい、いつまでも嫌な感情を引きずってしまいます。その結果、自分のやるべきことに集中できなくなったり、意欲が低下したりします。そうならないために一番良いのは、負の感情を持った人たちとなるべく距離を置くことです。それが難しい場合は、負の感情を持った人と会った後、自分一人になった時に、頭の中で 「負の感情をゴミ箱に捨てる」イメージをすることです。あるいは、実際に紙に書き出して、その紙を丸めてゴミ箱に捨てるのでも良いかもしれません。いずれにせよ、自分の中でその負の感情を終わらせる、何らかの儀式をするのです。この方法は認知行動療法に基づいています。大事なことは、・不都合な刺激をなるべく避けること・避けられなかったらケアをすること です。他人から負の感情をもらいやすい人は、参考にしてみて下さい。▼より詳しくはメルマガで▼

繊細であるが故に疲れやすいHSP音楽家

音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。前回の記事より、HSPをテーマに配信しております。ご参考:『5人に1人いる繊細で敏感なHSPの話』HSPの敏感さの対象になるものは、無数にあります。例えば、五感からの刺激。他人が立てる物音が気になるとか、他人の香水の匂いで気分が悪くなるとか、いつも行くレストランのちょっとした味の変化が気になったり、カフェインを少し多めに摂取したら具合が悪くなったり。また、他人の気分や感情も、敏感さの対象になります。不機嫌な人に会った後にずっとイヤな気持ちを引きずったり、近くで怒られている人がいると自分は関係ないのに緊張したり。また、場の雰囲気や、人が放つエネルギーも敏感さの対象になります。人混みの中にいると疲れてしまったり、人と長時間話すとぐったりしてしまったり。HSPは、センサーが敏感なので、様々なものを敏感に感じ取ります。普通の人が気づかない変化に、HSPの人だけが気づいたり、普通の人が気にしないことに、HSPの人だけが気づいたり、といったことがよくあります。そして、HSPは普通の人より敏感に情報を感じ取る分だけ、ダメージを受けやすいのです。なので、疲れやすかったり、気力が足りなくなったりしやすく、人よりも多くの休息を確保したり、

一人でいる時間を長く取ったりと、十全なケアが必要になります。ですから、HSPの人は「自分は普通の人とは違う」という認識を持って、人にペースを合わせ過ぎず、心身を上手にケアする必要があります。社会は、非HSPの方が多数派ですから、HSPのことはなかなか理解してもらえません。それどころか、HSPは誤解されやすく、「怠けている」とか、「覇気がない」といったネガティブな評価を受けやすい資質でもあります。だからこそ、身近な人に自分の資質について伝えておくとか、自分を上手に守る工夫が必要です。▼より詳しくはメルマガで▼

5人に1人いる繊細で敏感なHSPの話

音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。今日からしばらく、HSPについて書いていこうと思います。HSPは、Highly Sensitive Personの略で、「高度に敏感な人」のことを言います。豊かな感情や感受性に恵まれ、鋭い直観力や創造力がある一方で、傷つきやすく、疲れやすく、些細ことをいつまでも気にしたり、くよくよ悩んだりしがちな気質です。HSPは、5人に1人いると言われますが、音楽家や音楽愛好家の中には、もっと高い割合でいるのではないかと私は思っています。このHSPという資質は、音楽など芸術活動をする上では、大変に恵まれた資質なのですが、社会生活を営む上では少々厄介な面もあります。HSPは、繊細で敏感であるが故に、刺激を受けすぎてしまうため、音でも、味でも、感情でも、普通の人にとっては何ともないことが、HSPの人たちには大きなダメージになり得ます。だから、HSPの人は、混沌とした状態に圧倒されやすい上、疲労感を感じやすく、休息が早めに長めに必要だったり、孤独な時間を多く必要とします。社会は、非HSPの方が多数派ですから、HSPの人たちはそうした資質を理解されにくく、疎外感を感じやすい傾向にあります。非HSPの人たちは、HSPに比べると鈍感なので、HSPのことをなかなか理解できません。HSPが苦しんでいても、「気にし過ぎだよ」とか、「心配し過ぎだよ」などと見当はずれのことを言ったりして、余計にHSPを追い込んだり苦しめたりします。そんな社会であることに加えて、HSPは自罰傾向が強いので、「自分は弱い人間だ」「自分はダメな人間なんだ」と自分を罰し、劣等感に苛まされることが多く、自己肯定感を育みづらかったりします。このブログの読者の中にも、HSPの方が多くいらっしゃるでしょうし、ご自身がHSPでなくても、ご自身の生徒さんやお子さん、仕事仲間などがHSPである場合もあるでしょうから、HSPについて知っておくことは良いことです。HSPという資質をよく理解した上で、HSPという資質と上手に付き合って、楽しく音楽活動を営むコツのようなものをお伝えできればと思っています。▼より詳しくはメルマガで▼

腑に落ちないことが重要

音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。音楽の世界でも、ビジネスの世界でも、「成長したい!」「結果を出したい!」と思ったら、すでに結果を出した人から学ぶと思います。ですが、その過程において、「自分には納得できない」「腑に落ちない」「こういうことはしたくない」と感じることがあるかもしれません。そんな時は、成長の分かれ目です。それこそが、その人と自分を分かつ違いの一つだからです。「その人のほうが結果を出している」という点では、その分野において、その人のほうが自分よりもプロです。そして、自分のほうがアマチュアになります。アマチュアには、プロの言うことが全て理解できなくて当然です。自分では理解できたつもりでも、プロの目から見たら全然できていない、という場合もあるでしょう。まずは、その差分に気づく必要があります。そして、

プロに近づきたいなら、アマチュアの自分に理解できないことこそ学ぼうとする必要があります。アマチュアに納得できることばかりしていたら、アマチュアのままだからです。ですから、納得できなくても、腑に落ちなくても、自分は好まなくても、とりあえずはプロの言う通りに一度はやってみると良いと思います。ところが、エゴが強い人は自分の考えに固執します。納得できないことや腑に落ちないことは、頑としてやろうとしません。自己否定感情が強い人ほど、自分を否定されたくないので、自分の考えや方法を守ろうとしてしまうのです。結局は、メンタルが問題で壁を作ってしまうわけです。もちろん、全ての人間に通ずる正解はないので、結果を出した人の言う通りにやって、うまくいかない場合も当然あるでしょう。その時点では、行動を通して考え方を学んでいるでしょうから、その考え方に沿って自分なりの工夫ができると思います。あなたと全く価値観の合わない人や、教わりたくない人の言うことを聞く必要はありませんが、あなたが「この人から学ぶ」と決めたのなら、その人の言うことをまずは100%実践してみることをオススメします。▼より詳しくはメルマガで▼