アーティストライフコーチングの
高野直人(こうのなおと)です。
「1世帯に2枚の布製マスク配布」
という政府の方針について、
私の周りでは、
2通りの反応がありました。
「2枚じゃ全然足りない」
と言う人と、
「全くのゼロより貰えるだけ有難い」
と言う人。
各世帯によって、
人数が異なりますので、
足りる家庭もあれば、
足りない家庭もあるのは、
当然のことかと思います。
政府が打ち出した、
この方針の是非については、
賛否があると思いますが、
メンタルの面から、
これらの方針に対する反応について、
考察してみましょう。
「足りない」と言う人は、
減点主義であり、
マイナスにフォーカスしています。
もしかしたら、
「100点でなければ全てダメ」といった、
完璧主義に陥っているのかもしれません。
「無いよりマシ」と言う人は、
加点主義であり、
プラスにフォーカスしています。
足りないなら足りないで、
自分で作るとか、
他の方法で対策するなど、
いくらでも工夫の余地がある、
と思っているでしょう。
以前のブログでは、
「足りない」という欠乏感が、
パフォーマンスを下げる話や、
「〇〇があれば幸せ(安心)」という、
ボトムアップ説だけでは、
幸せを感じにくいということを書きました。
ご参考: 『欠乏感が問題を大きくする』
ご参考:『幸せの感じ方』
物事の受け取り方によって、
メンタルの安定感やパフォーマンス、
幸福感は変わってくるように思います。
「こんな受け止め方が良い」とか、
「こういう考え方をすべき」などと、
一つの正解を押しつけるつもりは、
全くありませんが、
自分や周りの考え方を観察して、
吟味してみるのも良いかもしれません。
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