音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。
前回の記事より、HSPをテーマに配信しております。
HSPの敏感さの対象になるものは、無数にあります。
例えば、五感からの刺激。
他人が立てる物音が気になるとか、他人の香水の匂いで気分が悪くなるとか、いつも行くレストランのちょっとした味の変化が気になったり、カフェインを少し多めに摂取したら具合が悪くなったり。
また、他人の気分や感情も、敏感さの対象になります。
不機嫌な人に会った後にずっとイヤな気持ちを引きずったり、近くで怒られている人がいると自分は関係ないのに緊張したり。
また、場の雰囲気や、人が放つエネルギーも敏感さの対象になります。
人混みの中にいると疲れてしまったり、人と長時間話すとぐったりしてしまったり。
HSPは、センサーが敏感なので、様々なものを敏感に感じ取ります。
普通の人が気づかない変化に、HSPの人だけが気づいたり、普通の人が気にしないことに、HSPの人だけが気づいたり、といったことがよくあります。
そして、HSPは普通の人より敏感に情報を感じ取る分だけ、ダメージを受けやすいのです。
なので、疲れやすかったり、気力が足りなくなったりしやすく、人よりも多くの休息を確保したり、 一人でいる時間を長く取ったりと、十全なケアが必要になります。
ですから、HSPの人は「自分は普通の人とは違う」という認識を持って、人にペースを合わせ過ぎず、心身を上手にケアする必要があります。
社会は、非HSPの方が多数派ですから、HSPのことはなかなか理解してもらえません。
それどころか、HSPは誤解されやすく、「怠けている」とか、「覇気がない」といったネガティブな評価を受けやすい資質でもあります。
だからこそ、身近な人に自分の資質について伝えておくとか、自分を上手に守る工夫が必要です。
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