音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。
前回の記事では、「依存的なメンタルのままでは結果を出せない」とお伝えしました。
ご参考:『依存的なメンタルから脱却する』
依存的なメンタルの一つとして、他責思考が挙げられます。
他責思考とは、物事がうまくいかなかった時に、他人や環境のせいにする考え方です。
例えば、「あの人がもっとこうしてくれればいいのに、、」「こういう状況だから結果を出せない、、」 といった考え方です。
実際問題として、誰かがもっと変わってくれれば良い結果が出るのかもしれません。
もっと良い状況、良い環境になれば結果が出るのかもしれません。
ただ、そう願ったからと言って、事態が良くなるわけではありません。
何らかの働きかけをしなければ人も環境も変わりませんし、何らかの働きかけをしたからといって必ずうまくいくとは限りません。
人にはそれぞれの価値観や選択の自由がありますし、環境は自分の力の及ばない要素によっても変化していくからです。
結果を出す人は、自分にコントロールできることにフォーカスし、コントロールできないことは静かに受け止めます。
嫌な人間や、協力的でない人間に会ったとしたら、最初にその出会いを選んだのは自分です。
あるいは、そういう人々に出会うような環境を選んだのは自分です。
もしくは、そういう人々に出会うような環境に居続けているのは自分です。
これから先、「そういう人たちと付き合い続けるかどうか?」「そういう環境にい続けるかどうか?」 は自分で選べます。
「そういう人たちや、そういう環境にどう働きかけるか?」 も自分で選べます。
そうやって、自分の責任において、自分の次からの行動を変えられる人はどんどん成長します。
「あの人が悪い」「環境が悪い」と他責ばかりしている人は、自分は変わらず、周りが変わってくれることばかり期待するので成長しません。
もちろん、どちらの態度が良くて、どちらの態度が悪いという話ではありません。
「結果を出す」とか、「人生を良く変える」という観点から見た場合に、他責思考よりも自責思考のほうが良い、ということです。
ただし、自責思考を取り違えて、自分を罰する「自罰思考」にならないように気をつけて下さいね。
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