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依存的なメンタルから脱却する


音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。



「ビジネスを始めたいのですが、何をしたら良いですか?」

「プロになりたいのですが、何をしたら良いですか?」


こんな質問をたまにされます。


私の答えは、「まず、その依存的なメンタルを直しましょう!」です。


「何をしたら良いですか?」という質問をしてくる時点で、 自分で答えを出すことを放棄し、誰かに答えを考えてもらおうとしています。


そのような、「誰かに何とかしてもらう」という依存的なメンタルのままでは、音楽の道でも、ビジネスの道でもうまくいかないでしょう。



自立したメンタルを持つ人は、自分なりの仮説を持った上で質問してきます。


「今、このような準備をしているので、この部分について教えて欲しい」

「私は、これについてこう考えているのですが、いかがでしょうか?」


などと主体的に物事を進め、調べられることは調べ、考えられるとこまでは考え、その上で自分の力ではどうにもならないことについて聞いてくるのです。



もちろん、何らかの知識やスキルを一から学ぶような講座なり学校にいるのなら、そこにいる先生の言う通りに、カリキュラムに沿って学んでいけば良いでしょう。


個別の知識やスキルの習得過程においては、ある程度の正解がありますから。


ですが、「プロになる」「ビジネスをする」といった人生の選択には、「これをすれば大丈夫」「これが絶対に正しい」と言えるような正解がありません。


人生全般における、先生はいないのです。



音楽のプロの道も、ビジネスの道も、 朝から晩まで正解がない中で何らかの選択をし、修正を続けていくプロセスです。


会社に雇われて仕事するのなら、何をするかは上司が指示してくれますし、迷った時には上司に相談できますし、うまくいかなかった時には自分の職務以上の責任は上の人がとってくれます。


音楽の道でプロになるとか、自分でビジネスを起こすなど、自営の世界で生きていくには全ての決定を自分でしなければなりません。


その決定が自分で考えたものであれ、誰かのアドバイスに基づくものであれ、その責任を取るのは自分であり、失敗した後にどうするかを決めるのも自分なのです。


自由な人生、自分らしい人生に憧れる人は多くいますが、そうした人生は精神的な自立があってこそ成り立ちます。


今はそうでないからと言って自分のことを悪く思う必要はありませんが、自分の中に依存的な傾向があると気づいたのなら少しずつ変えていけると良いでしょう。



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高野直人(コウノナオト)

音楽家、芸術家、内向的な人、繊細で敏感な人(HSP)、

自分の価値観を大切にし、繊細さを生かして創造的に生きたい人、

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