繊細で敏感な感覚を持つ人が、自分の感覚に合った仕事や環境、ライフスタイルを築くための、メンタルコーチングやビジネスコンサルティングを提供しております。

無気力の原因


音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。



前回の記事では、「完璧主義の弊害」についてお伝えしました。


完璧主義が行き過ぎると自分の望みすら見失ってしまう、というお話でした。


ご参考:『完璧主義の末路』



今日はそれと関連して、無気力についてお話します。


「やりたいことはあるけど、気力が湧かない」という人がよくいます。


心理学では、「コントロール不可能性を学習した状態」を無気力と呼んでいます。


コントロール不可能性とは、「自分の力ではどうすることもできない」ということです。


その認識が事実であるかどうかは別として、そのような認識を学んでしまった状態が無気力なのです。



人は自分が面白いと感じられるものに対しては、自然とやる気が湧いてくるのですが、その面白さは、「自分の行動を自分で決めている」という実感からもたらされます。


ですから、自分が心から望む「want to」の行動をすれば、自然とやる気が湧いてきます。


そして、やる気があれば自然と行動し続けるので、様々な課題を乗り越えたり、結果を出しやすくなり、「人生は自分の力である程度どうにかなる」という実感を持ちやすくなります。


そうした実感を持っている人は、無気力にはなりにくいです。



モチベーションを上げる方法として、世間でよく言われるのはご褒美作戦ですが、ご褒美をもらう方法は、時に人のやる気を下げる場合があります。


なぜなら、ご褒美を上げるかどうかの条件を決めるのは他人であり、その条件を本人がコントロールできないからです。


つまり、コントロール不可能性を学習しやすいのです。


だから、お給料というご褒美をもらっているのに、やる気のない会社員がいるわけです(笑)


「これをしなければならない」といった「have to」の行動ばかりしている人は、自分で自分の行動を選べていません。


「自分の人生を自分でコントロールできない」というコントロール不可能性を日々学習しているのです。


そして、コントロール不可能性を学べば学ぶほど、人は無気力になっていくのです。


自分が心から望む「want to」の行動を選ぶことから、自分の人生は切り開かれていくのです。



▼より詳しいお話はメルマガで▼

自分らしい人生を描く、アーティストライフコーチング

HSP、芸術家、音楽家、クリエイター、セラピストなど、 繊細な感覚を持つ人たちが、その性質や才能をプラスに活用し、 自分の感覚に合った仕事を創造し、環境を整えながら、 精神的にも、肉体的にも、時間的にも、経済的にもバランスのとれた、 自分最適なライフスタイルを築くためのライフコーチングを提供しています。

高野直人(コウノナオト)

音楽家、芸術家、内向的な人、繊細で敏感な人(HSP)、

自分の価値観を大切にし、繊細さを生かして創造的に生きたい人、

自分らしく人に役立つ仕事をしたい人のメンタル・ビジネスサポートしています。

0コメント

  • 1000 / 1000