音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。
少し前の記事で、「好き」と「食べる」の定義についてお話ししましたが、
ご参考:『「好きなことで食べる」とは?』
今日は、「お金持ち」の定義について考えてみたいと思います。
皆さんにとって、年収1億円はお金持ちでしょうか?
これは、比べる相手によって変わります。
日本の中では、年収1億円はお金持ちに見られますが、
世界の富豪から見ると、1億円はプライベートジェットの燃料代にしかならない、はした金です。
たかだか数百万円・数千万円の年収差で「勝ち組」とか「負け組」とか言ってる日本人が滑稽に思えてきます。
では、年収200万円は貧乏でしょうか?
グローバル・リッチリストというウェブサイトがあるのですが、ここに自分の年収を入れると世界の中の順位が分かります。
日本の中では、年収200万円は貧乏に見られますが、
世界の中では、年収200万円は上位4.98%になります。(この記事を書いた時点での順位です)
つまり、日本人は貧乏でもあり、金持ちでもあるということです。
大事なのは、年収の額よりも、収入と支出との関係ではないでしょうか?
年収が1億円でも、支出が1億+1万円あったら赤字です。
年収が200万円でも、支出が199万円だったら黒字です。
赤字が続けば、借金が膨らみます。黒字が続けば、資産が膨らんでいきます。
ですから、自分にとって必要な支出よりも、少しだけ収入が上回る黒字の状態を「お金持ち」と考えれば良いのです。
あなたにとって必要な支出額は、あなたのゴールによって決まります。
仕事・趣味・健康・人間関係・家庭・地域活動・社会貢献・老後など、
様々なゴールを設定した上で、「どれだけの」お金が必要になるのか?
それによって、あなたの目指すべき年収が決まるのです。
コーチングでは、職業とは別に、ファイナンスのゴールを設定します。
豊かな人生を送るには、身体の健康を維持するのと同じように、経済状態も健全に維持する必要があるからです。
自分にとって健全な経済状態が維持できているのなら、年収が誰かより高かろうと低かろうと関係ありません。
自分に必要なだけあれば何の問題もないのですから。
世の中には、「月収100万稼げる!」とか、「年収1000万になれる!」と謳ったセミナーがたくさんありますが、
何に使うのか決まってもいないのに年収の高さだけを追っても、リアリティが湧かないので稼ぐことはできません。
心から望んでもいないものに、モチベーションなんか湧くわけがありません。
世間で言われる「金持ち」「貧乏」という固定観念に囚われることなく、自分の理想のライフスタイルをきちんと設計することをオススメします。
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