音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。
「好きなことを仕事にして食べていけるほど、世の中は甘くない」と言われます。
そう結論づける前に、考えてみて欲しいことがあります。
それは、あなたにとっての「好きなこと」と「食べる」の定義です。
「好きなこと」と言っても、その範囲は人によって異なります。
例えば、「音楽が好き」なAさん、「クラシックが好き」なBさん、「オーケストラが好き」なCさんがいたとします。
Cさんは、オーケストラに入れなければ、好きなことを仕事にできません。
Bさんは、オーケストラに入れなくても、クラシックを演奏できる仕事は他にもあるので、好きなことを仕事にできる可能性が残っています。
Aさんは、クラシックを演奏する仕事を得られなかったとしても、他のジャンルの仕事をして、好きなことを仕事にできる可能性が残っています。
条件が具体的で限定的であればあるほど、その「好き」を仕事にするのは難しくなります。
CさんよりもBさんのほうが、BさんよりもAさんのほうが、好きな仕事で食べていける可能性は広がります。
また、「食べる」と言っても、食べていくのに必要な額は人それぞれ異なります。
ある人は、月収20万あれば、食べていけるかもしれません。
別の人は、月収30万なければ、食べていけないかもしれません。
食べていくのに必要なお金は、住環境や家族構成によりますし、職業以外のゴールにもよります。
無駄な出費を極力減らして、生活費を低く抑えられる人ほど、食べていきやすくはなりますが、
自分を磨くのに必要なお金や、趣味や健康や交際に必要なお金など、自分にとっての人生のバランスによって必要額は変わります。
つまり、「好きなことを仕事にして食べていけるかどうか?」は、その「好きなこと」や「食べる」をどう定義するかによるのです。
まず、自分自身が「何をどこまでやりたいのか?」「何がどこまで必要なのか?」を明確にすることが大切なのです。
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