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教えられるほどパフォーマンスが下がる人


音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。



前回の記事では、「権威を盲信してはいけない」とお伝えしました。


ご参考:『ホンモノに振り回される人』



自分のパフォーマンスを下げないためにも、権威の意見に囚われ過ぎないことは大切です。


なぜなら、人それぞれにその人らしさがあり、権威の言うことがどんなに正しくても、自分らしくないことは、なかなか実行できないからです。


世の中には、「こうしなさい」「ああしなさい」と言われないと動けない人がいる一方で、


「こうしなさい」「ああしなさい」と言われるほどに、パフォーマンスが下がる人がいます。



W・グラッサー博士が提唱する選択理論では、人間が遺伝的に持つ基本的な欲求を以下の5つに分類しています。(注:有名なマズローの欲求五段階説とは違います)


「生存の欲求」「愛、所属の欲求」「力の欲求」「自由の欲求」「楽しみの欲求」


大ざっぱに説明すると、


「生存の欲求」が強い人は、安全や安心を強く求め、


「愛、所属の欲求」が強い人は、人との繋がりを強く求め、


「力の欲求」が強い人は、他者に勝って認められることを強く求め、


「自由の欲求」が強い人は、自分で決められることを強く求め、


「楽しみの欲求」が強い人は、学びや遊びを強く求めます。



自分の中で、「どの欲求がどれだけ強いか?」を把握しておくと自分を上手に扱えます。


例えば、「自由の欲求」が強い人は、人から指示されたり、アドバイスされるのを嫌がります。


「こうしなさい」「こうしなきゃダメ」と言われるほどにテンションが下がるのです。


こういう人は多少時間がかかったり、遠回りになったとしても、自分でやり方を決めたり、自分でペースを決めて進んだ方がパフォーマンスが高まります。



どんなに優れた人から素晴らしいアドバイスを教わろうと、それをその通りに実行するのが得意な人もいれば不得意な人もいます。


たまたま実行できた人は、「誰でもできる」と思ってしまいますが、それは勘違いです。


あるやり方が不得意なら不得意でもいいのです。


合わないなら合わないでいいのです。


その代わりに、自分らしく進めるようにやり方を加工したり、別の手段で補えばいいのです。



コーチングの基本的な考え方は、「答えは自分の中にある」です。


自分らしい人生を見い出し、自分らしい進み方を自分で見出す。


だからこそ、パフォーマンスも高まり、楽しく進めるのです。  



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高野直人(コウノナオト)

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