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「自己満足」について


音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。



前回の記事では、「自分の成功は自分で定義する」と書きました。


ご参考:『音楽家としての成功をどう定義するか?』


読者のみなさんの中には、「そんなの自己満足じゃないか?」と思われた方がいらっしゃるかもしれません。



そうです。本質的には、自己満足です。


ただし、コーチングのゴール設定には、「現状の外側にゴールを設定する」という重要なプリンシプルがあります。


すなわち、今の自分を思い切り変えなければ達成できないようなゴールを設定します。


でも、「自分が心から望んでいる」という意味では自己満足です。



また、コーチングでは、抽象度の高いゴールの設定を促します。


自分一人の幸せではなく、自分を含めた多くの人々の幸せを考えます。


自分だけの満足で終わりではなく、多くの他者の満足まで考えるのです。


ですから、何も問題ないどころか、社会にとって有益ですらあります。



「自己満足は良くない」という時、その言葉の裏には「他者から認められることこそが重要である」という思考があるのではないでしょうか?


学校教育においてさんざん評価され、競争させられ、社会に出てからも評価され、競争させられているうちに、


いつの間にか他者に評価されることが当たり前になり、「誰かに認めてもらえることに価値がある」とか、「競争に勝つ人にこそ価値がある」と洗脳されてしまっているのではないでしょうか?



本当は違いますよね?


自分にとって価値があるから価値があるんです。


他者が認めてくれても、自分にとって価値がなければ価値はないんです。


自分を幸せにしたいのなら、自分にとって価値のあることをすべきではないでしょうか?



もちろん、自分が価値を感じるゴールのために、他者の評価を得ることが必要なら、そうすればいいでしょう。 


例えば、ビジネスで売上を上げる必要があるなら顧客を満足させればいいし、コンクールで賞を獲る必要があるなら審査員を満足させればいい。


けれども、その先にあるゴールは自分を満足させるためのものです。


他者を満足させるゴールであったとしても、それを達成して満足するのは自分ではないですか?


「自己満足」と言われて大いに結構。


他者に迷惑をかけるわけでもなく、より多くの人と一緒に幸せになるという抽象度の高い視点がそこにあれば何の問題もないのです。



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高野直人(コウノナオト)

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