見たい現実だけを見てしまう心

アーティストライフコーチングの

高野直人（こうのなおと）です。

新型コロナウィルスに関する情報は、

時間が経つにつれて、

どんどん変化しています。

最初は、

「高齢者しか重症化しない」

と言われていたのが、

「若者でも重症化する例がある」

と言われるようになったり、

「マスクはしても意味がない」

と言われていたのが、

「やはりマスクはした方が良い」

と言われるようになったり。

新型のウィルスですから、

未知のことはたくさんあり、

これからも、

色んな発見があるのかもしれませんし、

立場によって、

見解が別れる意見に出くわすこともあるでしょう。

ご存知かとは思いますが、

私たちの認知には、

「確証バイアス」といって、

自分が信じている情報や、

慣れ親しんでいる情報に合致した、

情報ばかりを集めてしまう傾向があります。

これに無自覚だと、

「見たくない現実」にフタをすることになり、

自分が信じていることに、

反する情報を無視したり、

自分が信じたいことを裏づける、

情報ばかり探そうとしてしまいます。

安心したい人が、

自分が安心できる情報ばかり集めて、

事態を軽く見て、軽率な行動をとったり、

悲観的な人が、

最悪な情報ばかりにフォーカスして、

メンタルを不安定にしてしまったり。

現実社会には、

危険があれば、安全もあり、

悲劇があれば、希望もあります。

バランス良く情報を集めて、

恐れるべきことはきちんと恐れて、

必要な対策を取りつつ、

希望を持てることにも目を向けて、

今の状況でできることを、

進めていけると良いですね。

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