アーティストライフコーチングの
高野直人(こうのなおと)です。
世の中には、
期待すべきでない相手に期待して、
腹を立てている人が多くいます。
例えば、
「あの人は察してくれない」
「あいつは気が利かない」
などと言ってる人たちです。
ある人が察してくれないなら、
その人は、
こちらが察して欲しいことを察する、
「意思や能力がない」ということです。
ある人が気が利かないのなら、
その人は、
こちらがして欲しいことをする、
「意思や能力がない」ということです。
意思や能力を持ち合わせていない人に、
「そうして欲しい」と願うことは、
察しが悪く、気の利かない行為です。
人はつい、
自分が普通にできることや、
他人にして欲しいと思っていることを、
「他の人もできて当然」
「やってくれて当たり前」
と思ってしまいがちですが、
現実には、
自分が普通にできることを、
できない人がいますし、
自分にとって当たり前のことを、
当たり前に思わない人もいます。
人それぞれの得意不得意や、
価値観があるのですから、
こちらが願う反応を、
他人に求めてもしょうがないのです。
スコット・フィッツジェラルドの
『グレード・ギャッツビー』の中に、
こんなセリフがありました。
「もし誰かのことを批判したくなったら、
世間の全ての人がお前のように
恵まれた条件を与えられたわけではない
ということを、ちょっと思い出してみるのだ」
と。
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