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目標に対する考え方が環境で決まる


アーティストライフコーチングの

高野直人(こうのなおと)です。


前回の記事では、

「学習目標」と「遂行目標」について、

お伝えしましたが、


この目標の持ち方は、

考え方で決まると言われています。


「能力は努力次第でいくらでも伸びる」

という考え方を持つ人は、


「成長するには学習することが重要」

と考えるので、

学習目標を持ちやすくなります。


「能力は生まれつきで固定的である」

という考え方を持つ人は、


「学習してもそれほど成長しない」

と考えるので、


今ある能力を繰り返し誇示して、

名声や報酬を得られるような、

遂行目標を持ちやすくなります。


この考え方の違いは、

育った環境によって、

ある程度決まるようです。


絶対評価で評価される環境にいると、

できたらできただけ評価されるので、


「能力は努力次第でいくらでも伸びる」

という考え方が育ち、

学習目標を持ちやすくなりますが、


相対評価で評価される環境にいると、

他者との優劣の中で成績が決まるので、


「能力は生まれつきで固定的である」

という考え方が育ち、

遂行目標を持ちやすくなります。


これまでの日本の教育は、

遂行目標に傾き過ぎており、


学校教育における競争原理が、

遂行目標を持たざるを得ないような状況を、

生み出しているとも言えます。


遂行目標を持つ人は、

頑張っても良い結果を得られない場合に、


コントロール不可能性を学んで、

学習性無力感に陥りやすくなります。


高い評価を得られた人は良いのですが、

負けてしまった時には、

無気力になりやすくなるのです。


一時的な結果に一喜一憂せず、

学習目標を持って、

プロセスを楽しみながら、


地道にコツコツ続ける楽しさも、

学んでいった方が良いと思います。


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