こんにちは。
高野直人(こうのなおと)です。
色んな人をサポートしてきて、
私がよく感じることですが、
課題や問題の解決が早く進む人ほど、
自分の行動パターンを、
どんどん変えていき、
課題や問題の解決に時間がかかる人ほど、
今までと同じ行動パターンを、
繰り返そうとします。
思うような結果が出ていないなら、
今までの自分の行動パターンを、
何か変えた方が良いと思うのですが、
相談しない人はいつも、
「相談しない」という、
パターンを繰り返し、
プレッシャーを避ける人はいつも、
「プレッシャーを避ける」
というパターンを繰り返すなど、
今までと同じような、
行動パターンを続けて、
現状維持してしまいます。
物理学者のアインシュタインは、
「同じ行動を続けながら、
違う結果を望むのは精神異常である」
という言葉を残していますが、
なかなか解決できない、
課題や問題があるとしたら、
今までの自分とは、
違う行動パターンを、
試してみた方が良いですよね。
人はだいたい、
20歳までに身につけた行動パターンを、
繰り返しながら生きており、
意識してパターンを、
変えようとしないかぎり、
同じパターンを延々と、
繰り返し続けます。
そして、
同じパターンで、
長く生きれば生きるほど、
そのパターンはどんどん、
強化されていきます。
行動パターンというのは、
自分にとっては普通で、
無意識に選択していることも多く、
「このパターンが、
問題を引き起こしている」
ということには、
自分ではなかなか、
気づけなかったりします。
だから、
色んな人に指摘してもらうことが、
大切なのですが、
「一人で頑張る」
「一人で考える」
というパターンを、
強化し続けてきた人というのは、
なかなか客観的な視点が得られず、
自分の問題に気づくことができません。
また、
行動パターンを変えることに、
慣れていないと、
自分の行動パターンの、
デメリットを指摘されても、
その行動パターンを、
正当化するような、
言い訳ばかりしてしまって、
客観的な視点を、
はねつけてしまったりします。
そうすると、
周りの人たちは、
「この人には言ってもムダだ」
と思って、
何も指摘してくれなくなり、
見直すキッカケがないまま、
望ましくない行動パターンが、
そのまま強化されていきます。
ずっと同じパターンで、
生きているほうが楽ですし、
安心ですが、
現代のように、
社会の価値観や環境が、
どんどん変わっていく時代には、
ちょっと大変なのではないかな、
と思います。
高野直人
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