こんにちは。
高野直人(こうのなおと)です。
「その性格は直した方がいい」
「その性格は問題だ」
「そんな性格だと大変だよ」
なんてことを、
言われたことはありますか?
そのように言われると、
自分に欠点があるかのように、
感じてしまいますが、
それって本当でしょうか?
私は基本的に、
人の性格に良し悪しはない、
と考えています。
ある性格が、
ある状況では好都合になり、
ある状況では不都合になる、
だけなんだと思います。
例えば、
短期な性格は、
スピーディーに物事を進めるためには、
好都合ですが、
色んなペースの人を育てる仕事には、
不都合になる場合があります。
慎重な性格は、
注意深さが求められる仕事には、
好都合ですが、
質より速さが求められる仕事では、
不都合になる場合があります。
自分をどういう状況や、
環境に置くかによって、
その性格が長所にも短所にもなる、
ということですね。
ですから、
自分の性格が生かされるように、
仕事や環境を調整したほうが、
人生は圧倒的に楽ですね。
私は起業するまで、
10種類くらいの仕事を経験しましたが、
大した努力をしなくても、
自然に褒められる仕事もあれば、
継続することすら困難に、
感じるような仕事がありました。
心地よく仕事ができる職場もあれば、
居心地の悪い職場もありました。
起業してからも、
ラクにサクサク進む作業もあれば、
なかなか取り組めずに、
先延ばししてしまう作業がありましたし、
楽しく仕事ができる相手もいれば、
一緒に仕事するのが、
しんどい相手もいました。
仕事がはかどる場所もあれば、
あまり進まない場所もありました。
自分に合った状況や環境では、
ストレスなく自然に取り組め、
成果が出やすいですし、
自分に合わない状況や環境では、
なかなか頑張れず、
成果も出にくいものです。
だから私は、
自分に合った生き方ができるように、
環境をこまめに調整してきました。
そのおかげで今は、
あまりストレスのない、
生活ができています。
「生きづらい」と感じる時は、
自分が生きづらくなるような環境に、
身を置いているのかもしれません。
「しんどい」と感じる時は、
自分がしんどくなるような環境に、
身を置いているのかもしれません。
成果が出ないのは、
成果の出にくい環境に、
身を置いているのかもしれません。
「自分が弱い」とか、
「自分が悪い」などとは考えず、
状況や環境との相性の問題として、
捉えたほうが良いのかもしれません。
状況や環境を変えられるなら、
なるべく変えた方が良いですし、
すぐには状況や環境を変えられないのなら、
ストレスに上手に対処して、
ケアをしたり、
周りの力を上手に借りて、
苦手なことを補完してもらった方が、
良いと思います。
合わない状況や環境にいて、
力が発揮できなかったり、
ストレスの対処ができないと、
その人が悪いわけではなくとも、
しんどい人生になってしまいますね。
高野直人
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