こんにちは。
高野直人(こうのなおと)です。
前回の記事では、
「自分の問題を解決するために、
頻繁にアドバイスをもらえる、
環境を整えよう!」
とお伝えしたのですが、
それは、なるべくラクに、
問題を解決して欲しいからですね。
ご参考:『問題解決は、まず環境』
自分で時間と労力をかけて、
玉石混交の情報の中から、
あれこれ調べるより、
すでにそれを知ってる人たちに、
必要な情報だけを聞いたほうが、
早いですし、
自分が能力を身につけなくても、
すでに能力のある人に、
手伝ってもらえばラクです。
私の周りで、
どんどん結果を出し、
問題を解決している人たちは、
よくそうしています。
むかし、私の知り合いで、
あることに10年悩んでいた人が、
たまたま出会った人に、
アドバイスをもらって、
10分で解決した、
ということがありました。
それは、
極端な例かもしれませんが、
自分一人で頑張ることで、
どれだけの機会損失をしているかを、
計算している人って、
案外少なかったりします。
「何かの問題を解決したい」
と思った時に、
「自分で調べて、自分で学んで、
知識やスキルを身につけよう!」
と真っ先に考えてしまう人は、
要注意です。
もしかしたら、
「人を頼ってはいけない」
「弱みを見せてはいけない」
「ラクをするのは悪いこと」
「悩みを打ち明けるのは恥ずかしい」
「何でも自分でやらなきゃいけない」
といった、
自分を追い詰める、
破滅的な思考パターンを、
持っている可能性があるからです。
あるいは、
自分の無価値観を覆い隠すために、
知識や能力を身につけて、
自分を補強しようとしてしまって、
いるのかもしれません。
そんなに頑張って、
知識やスキルや資格を、
身につけようとしなくても、
どんな人も、
そのままで素晴らしいんです。
そのままの自分が、
そのまま生かせるように、
環境を整えれば良いんです。
うまくいってる人ほど、
苦手なことや専門外のことは、
上手に人を頼り、
気軽に協力をお願いし、
良い意味でラクをして、
自分が本当に力を注ぐべきことに、
多くの力を注いで、
成果を上げています。
体力のない人や、
疲れやすい人なら、
なおのこと、
そのようにした方が、
良いと思います。
今の世の中、
色んなことがラクに、
できるようになっています。
ラクにできるところは、
なるべくラクにこなして、
余計な意志力や体力を使わず、
自分が本当に力を注ぐべき所に、
力を注いだほうが良いですよね。
色んな問題に繊細に気づき、
色んな課題を敏感に感じとれる人ほど、
あれこれやろうとしてしまいますが、
それら全てに、
手をつけようとせず、
「今の自分が、
やるべきではないこと」
をしっかりと見極めたほうが、
良いと思います。
高野直人
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