繊細で敏感な感覚を持つ人が、自分の感覚に合った仕事や環境、ライフスタイルを築くための、メンタルコーチングやビジネスコンサルティングを提供しております。

一喜一憂しないメンタル

こんにちは。

高野直人(こうのなおと)です。


同じ時代、同じ環境に、

生きていても、

楽しく生きられる人と、

そうでない人とがいます。


それには、

色んな要因があると思いますが、


その人のメンタルの状態、

すなわち考え方や受け止め方も、

一つの大きな要因かと思います。


同じ出来事に遭遇しても、

その受け止め方によって、

その印象は大きく変わるからです。



「塞翁が馬」の故事を、

ご存じでしょうか?


ある村から、

飼っていた馬が逃げ出して、

村人が悔しがっていた時、


一人の老人が、

「これが福を呼ぶかもしれない」

と言いました。


しばらくしたら、

逃げた馬が立派な数頭の馬と共に、

村に戻ってきて、

村人は大喜びしたのですが、


今度は老人は、

「災いを招くかもしれない」

と呟きました。


その後、

戻ってきた馬に乗っていた、

老人の息子が落馬して骨折し、

村人は悲しんだのですが、


老人は、

「ひょっとしたら、

 これはいいこともしれない」

と言いました。


しばらくして、

戦争が始まったのですが、

老人の息子は骨折していたため、

戦争に出なくて済みました。


というお話です。


どんな物事にも、

常に複数の解釈の仕方がある、

ということですね。



一見、悲しい出来事も、

時間が経ってみれば、

良い経験になることがあるし、


一見、嬉しい出来事も、

のちの不幸の種である場合もあり、


悲観的になりすぎるのも、

調子に乗りすぎるのも、

良くないということです。


目の前の出来事や、

今の自分の状況によって、


あまり先のことを、

決めつけないほうが良い、

ということでもありますね。



私自身、

過去のしんどかった時代や、

苦しかった出来事が、


自分の成長を促し、

同苦の気持ちを養い、

今は全て役に立っている、

という実感があります。


人生というのは、

最後になってみないと、

分からないし、


その時々の出来事に、

一喜一憂しないメンタルを、

築いていくことが、

大切かと思います。


今現在の自分の、

知識とか、能力とか、

環境とか、人間関係が、


完全にその人の幸不幸を、

決めるのではなく、


その人のメンタルが、

現在の幸不幸や、

未来の幸不幸や境遇に、

大きな影響を及ぼす、

と私は思っています。


高野直人

自分らしい人生を描く、アーティストライフコーチング

HSP、芸術家、音楽家、クリエイター、セラピストなど、 繊細な感覚を持つ人たちが、その性質や才能をプラスに活用し、 自分の感覚に合った仕事を創造し、環境を整えながら、 精神的にも、肉体的にも、時間的にも、経済的にもバランスのとれた、 自分最適なライフスタイルを築くためのライフコーチングを提供しています。

高野直人(コウノナオト)

音楽家、芸術家、内向的な人、繊細で敏感な人(HSP)、

自分の価値観を大切にし、繊細さを生かして創造的に生きたい人、

自分らしく人に役立つ仕事をしたい人のメンタル・ビジネスサポートしています。

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