こんにちは。
高野直人(こうのなおと)です。
自分の過去の選択について、
「あの時に〇〇しておけば良かった」
と後悔する人がよくいます。
ただ後悔するだけなら良いのですが、
「こんな選択をした自分はダメだ」
と自分を責め、
自己評価を下げてしまう人もいます。
このような思考パターンは、
メンタル的にあまり良くありません。
何かを選択をする前と、
選択した後とでは、
自分に見える情報は全く異なります。
誰しも選択をする時には、
自分に見えている情報の中で、
最善の選択をしているはずなのですが、
選択した後には、
新しい情報が見えてくるので、
「もっと良い選択が、
できたのではないか?」
と考えてしまい、
自分のした選択が、
良いものに思えなくなることがあります。
ですが、それは、
どんな選択をしたとしても、
起こり得ることですし、
多少はそういうことが、
あっても良いと思います。
完璧主義に陥って、
「完璧な選択をしよう」
と考えると、
後悔したり、
自分を責めることが多くなります。
何かを選択することは、
それ以外の全ての選択肢を、
捨てることですから、
何を選んだとしても必ず、
機会損失は発生します。
進路においても、
就職においても、
結婚においても、
それを決める時点では、
その人の視野の中では最善、
と思える選択をしているはずです。
少なくとも、
最も不幸にならなそうな選択を、
しているはずです。
選択した後には、
色んなことが見えてくるので、
「間違った選択をしたのではないか?」
と考えがちですが、
「それは過去の選択を間違えた」
というより、
「新しい情報が見えてきたことで、
認識が変わった」
と捉える方が良いと思います。
これから、
別の道を選び直せば、
より良いものを選べると思いますが、
そうしたとしても、
また新しい情報が見えてきて、
「思っているのと違った」
という考えが出てくることもあるでしょう。
人生とはそういうものなので、
自分の過去の選択を、
あまり悔やまないことですね。
高野直人
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