こんにちは。
高野直人(こうのなおと)です。
「会社生活がしんどいので、
起業準備をして、
自分の生活を変えたい」
というような人から、
よく相談を受けますが、
こういう人たちの多くは、
途中でエネルギーが、
出なくなってしまうことが多いです。
なぜかというと、
「何かをやりたい!」という、
強い気持ちがあって、
起業をしようとしているわけではなく、
会社を辞めて、
今の生活から自由になることが、
目的になっているからです。
本当の目的は、
痛みや苦しみから、
解放されることであって、
「起業したい」というのは、
後づけの理由なんですね。
こういう人たちは、
起業の準備が進みませんし、
起業の準備をして、
会社を辞める目処が立つと、
やる気がなくなります。
「痛みから解放される」
という目的が達成されてしまうと、
頑張る必要性がなくなってしまうからです。
痛みや苦しみというのは、
間違った目標を生みやすいので、
注意が必要です。
痛みから解放されるために、
生み出した目標の多くは、
ニセモノの目標であり、
心から望むことではない場合が、
多くあります。
だから、
痛みや苦しみがなくなった途端に、
エネルギーが出なくなります。
そういう人はまず、
自分の本当の気持ちと、
向き合うことが大切です。
ニセモノの目標を達成しても、
幸せにはなれませんし、
ニセモノの目標を、
追いかけているかぎり、
なかなか力を発揮できず、
自己肯定感も下がっていきます。
人生時間は貴重ですから、
ニセモノの目標に、
惑わされないようにしたいものですね。
高野直人
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