こんにちは。
高野直人(こうのなおと)です。
人は幸せを求めて、
犯罪を犯さないかぎり、
好きなことをすれば、
良いと思いますが、
そんな幸せを求める、
他人の行動を、
その人の過去の発言によって、
否定する人がよくいます。
例えば、
むかし言ってたことと、
違うことをしようとすると、
「以前はこう言ってたのに、
それをするのはおかしくない?」
と言ってきたり、
以前、好んでいたものと、
違うものを選んだりすると、
「昔はこれがいいって、
言ってなかったっけ?」
というように、
一貫性のなさを指摘してくるのです。
相手が幸せになるような、
選択をしたかどうかよりも、
一貫性があるかどうかに、
関心があるみたいなんですね。
私たちの脳は、
認知負荷の低いものを、
「正しい」とか、
「美しい」と思うように、
できているそうで、
単純で分かりやすいものほど、
正しく、美しく、
見えてしまうそうです。
だから、
一貫性のある人は、
正しく美しく見え、
一貫性のない人は、
その逆に見られがちです。
だから、
一貫性がない人には、
何か言いたくなるのだと思います。
大事なのは、
ただ一貫性を持つことではなく、
「何に一貫性を持つかどうか?」
だと思うのですが。。
私たちは、
考えや好みが変わることがあるし、
様々な事情によって、
以前の発言や行動とは、
食い違う選択をすることもあります。
ですが、
わざわざ不幸になるような、
選択の変更をする人は、
そうそういないわけで、
どんな変更も基本的には、
自分の幸せのために、
選択しているのだと思います。
だとしたら、
「幸せを求める」という点では、
一貫しているのですから、
誰かの迷惑にならない限り、
その他の部分で矛盾が見られても、
別に良いのではないかと、
私は思います。
過去の行動や発言に縛られず、
今現在の自分が本当に求めることを、
しましょうね。
高野直人
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