こんにちは。
高野直人(こうのなおと)です。
繊細な感覚を持っていると、
何事もキメ細かく、
認識してしまいますが、
そうではない、
大勢の人たちにとって、
物事の認識の仕方は、
もっと大雑把なようです。
ですから、
繊細な感覚を持つ人たちが、
自分が認識した通りに、
正確に物事を語ろうとすると、
「細かすぎる」とか、
「複雑すぎる」などと言われて、
面倒がられることがあります。
「ちょっと説明不足かな?」
「単純化しすぎかな?」
と思うくらいに、
分かりやすく語ったほうが、
多くの人には、
理解されやすいかもしれません。
人間の脳は、
認知負荷の低いものを、
「美しい」「正しい」と、
思う傾向があるそうで、
なるべく頭を使わずに、
理解できるものを、
好むようになっています。
だから、
短い言葉を繰り返し、
大きな声で語る人が、
信頼されやすくなったり、
複雑な物事を、
分かりやすく説明する人が、
尊敬されたりします。
左右対称の顔が、
美人顔と言われるのも、
左右対称だと、
半分だけを認識すれば良いので、
認知負荷が低くなるから、
美しいと思われるみたいです。
多くの人は、
よほど興味のあることや、
自分にとって、
大事なことでなければ、
複雑な説明を聞きたくないし、
長い文章を読みたくないし、
理解にそれほどの時間や労力を、
かけたくないということですね。
たまたま、
繊細な感覚を持ち、
物事をキメ細かく、
認識する人たちにとっては、
物事をなるべく、
シンプルに分かりやすく、
周りに語ってあげることが、
優しい配慮となるのでしょう。
高野直人
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