こんにちは。
高野直人(こうのなおと)です。
自分を否定することが多いと、
何かを成し遂げたり、
幸福感を感じることが、
難しくなりますが、
この自分を否定してしまう、
原因の一つとして挙げられるのが、
完璧主義です。
完璧主義とは、
常に100点満点を求めてしまう、
心の状態ですね。
完璧主義というと、
あまり良くないイメージを、
抱く人がいますが、
完璧を求めること自体は、
悪いことではありません。
完璧主義が必要な場合と、
そうでない場合とがあって、
完璧じゃなくても良い場面で、
完璧を求めてしまうことが、
望ましくないだけです。
あらゆる場面で、
完璧な状態を完璧に求めなければ、
問題はありません。
例えば、
人の命に関わる仕事とか、
失敗が許されない仕事などは、
完璧を求められて当然ですが、
それほど切実でない事柄なら、
完璧じゃなくても良いですよね。
このように、
場合分けができないと、
完璧主義によって、
必要以上に疲れてしまったり、
否定しなくて良い場面で、
自分を否定することになります。
ですから、
必要のない場面では少しずつ、
完璧主義を手放していけると、
良いのですが、
これも完璧にやろうとすると、
色々と問題が出てきます。
「また完璧主義になってしまった」
という風に、
自分を責めてしまうことになるからです。
ついつい、
完璧主義が出てきてしまっても、
問題はありません。
また、
「完璧に取り組みたい」
と思ってしまう衝動自体を、
否定する必要もありません。
そうなってしまうのには、
それなりの事情も、
あるんだと思います。
自分を完璧に、
変える必要はなく、
今までの考え方に、
ちょっとだけでも、
幅を持たせられれば、
それで十分です。
望ましくない部分が、
多少はあったとしても、
優しく受け入れてあげましょうね。
高野直人
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