こんにちは。
高野直人(こうのなおと)です。
「やる気が出ない」
「行動できない」
という悩みをよく聞きます。
この問題には、
とりあえずその場を乗り切るだけの、
短期的な解決策から、
根本的な原因を見直すような、
本質的な解決策まで色々あり、
個々の事情や悩みを聞かずに、
「こうすればいい!」とは、
一概に言えないのですが、
「そもそもの欲求が弱い」
というのは、
よくありがちなパターンです。
つまりは、
「それほど強く望んでないことを、
やろうとしている」
ということですね。
この状態を食事に例えてみると、
それほど食べたいものでもなく、
たくさん食べたいわけでもないのに、
周りの人たちが、
たくさん食べているから、
自分ももっと頑張って、
食べなければいけない、
と思っているような感じですね。
周りはどうあれ、
自分は自分に必要な欲だけを、
満たせば良いですよね。
仕事においても、
趣味においても、
そこそこの結果で、
満足できる人もいれば、
大きな結果を出さないと、
満足できない人もいますが、
それは、
「欲の強さ」の違いです。
自分の欲の強さ以上には、
人は頑張れないし、
自分の欲を満たす程度には、
誰でも頑張れます。
必要な欲を満たそうとしている時には、
「頑張る」という感覚すら、
ないのかもしれません。
ですから、
「やる気が出ない」
「行動できない」
と感じている時は、
望んでいないことを、
自分に課していないかどうか、
疑ったほうが良いと思います。
「これぐらいはやらないと、
みっともない」とか、
「途中で休んだり、
諦めたりするのは良くない」
という風に、
周りの目を気にして、
自分の欲求以上に頑張ろうと、
しているのかもしれません。
それは、
それほど食べたくないものを、
無理やり口に運ぶようなものです。
周りの基準や価値観に惑わされず、
自分の自然な欲求を、
大事にしてくださいね。
高野直人
0コメント