こんにちは。
高野直人(こうのなおと)です。
何かの組織に属している時に、
「あまり中心に行きすぎない」
というのが、
変化の激しい時代にあって、
一つの処世術となります。
それぞれの組織には、
その組織なりの文化や価値観、
評価基準があるものですが、
そういうものに、
どっぷりと染まってしまうと、
身動きが取りにくくなります。
社会の常識や価値観というのは、
急に変化することがあり、
それまで善だったものが、
急に悪になったり、
それまでOKだったことが、
急にNGになったりします。
それまでは、
その組織の中で評価され、
奨励されていた振る舞いが、
社会の変化によって、
急に非難されることって、
よくありますよね。
その時に、
組織の中心にいる人ほど、
つまり、
マジョリティの側にいたり、
上の立場にいる人ほど、
その組織の中で、
評価される振る舞いをして、
その組織の価値観に、
強く染まっていますので、
その組織の外側の変化に、
気づきにくく、慣れにくく、
社会の変化に対応しづらくなります。
ですから、
どんな組織の文化や価値観にも、
どっぷりとは染まらず、
その文化や価値観や評価基準を、
絶対視せず、
ほどほどの共感や付き合いに、
留めておくと良いと思います。
ある組織の中で、
地味な存在だったり、
評価されないからといって、
一喜一憂する必要もない、
ということですね。
一つの組織に、
強くコミットするよりは、
複数の組織に所属して、
多様な文化や価値観や評価基準に、
触れてみる方が良いですね。
高野直人
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