こんにちは。
高野直人(こうのなおと)です。
何かを学ぼうとしたり、
何かの目標を達成しようとする時に、
「なるべく一人で頑張りたい」
という人もいれば、
「なるべく人の力を借りたい」
という人もいると思います。
どちらが良いか悪いかは、
一概には言えませんが、
いつも同じパターンで、
自分にとって慣れた方ばかりを、
選んでしてしまう人が、
多いのではないでしょうか?
一人で頑張ることにも、
他者に頼ることにも、
どちらにも、
メリットとデメリットがあります。
一人で頑張ると、
自分のペースを大事にでき、
自由に取り組むことで、
その時々のエゴを満たし、
心地よさを感じることができますが、
視野が狭くなって、
結果が出るのに時間がかかったり、
できることが限られたりします。
他者に頼ると、
弱みを補完してもらえて、
短時間で大きな成果を、
出すことができたり、
思っていた以上に、
遠くに行くこともできますが、
他者が多く関わるほど、
意思疎通に時間をとられ、
予想外の対処が増え、
自分と向き合う時間が、
減ってしまうこともあります。
どちらを選んでも、
良いとは思いますが、
いつも同じ選択ばかりしている人は、
「慣れた行動ばかりすることで、
どんな損をしているのか?」
と考えてみるのも良いかもしれません。
私たちの脳は、
フォーカスした情報以外を、
盲点にしてしまうので、
慣れている行動ばかり、
選ぼうとすることで、
その行動のメリットしか、
見えなくなり、
その行動によって、
実は損していることや、
別の行動によって、
もっと良くなれることが、
見えにくくなってしまうのです。
自分ではいつも、
ニュートラルに、
物事を見ているつもりでも、
人の認識は、
どこか偏っています。
それを自覚できている人は、
常に自分の考えを疑い、
違う情報にもアクセスして、
自分を見直すことができますが、
自覚できていない人は、
いつまでも同じパターンで生き、
なかなか改善されません。
相反する2つの、
考えや行動があった時に、
いつも片側だけを正しいと信じ、
片側の考え方だけを補強し、
選び続けるのではなく、
両者のメリットとデメリットを、
バランスよく見て、
状況によって、
どちらも選べる自分になれると、
人生はもっとスムーズに、
進むように思います。
高野直人
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