音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。
HSPの人が、他人からよく言われる言葉に、
「心配し過ぎだよ」
「気にし過ぎだよ」
といったものがあります。
本人にとっては、心配だから心配しているのですし、気になるから気にしているのですが、
それ以外の人々には、大したことではなく、どうでも良いことなんですね。
HSPは敏感だから、細かいことや先のことまでよく気がつきます。
だから、気になることが増えるし、心配事も増えます。
鈍感な人は、あまり気がつかないから、気になることや心配することが、HSPに比べて少ないです。
これは、どちらが正しいわけでもなく、ただの感覚の違いです。
ただ、 世の中は非HSPの方が多数派であり、HSPよりも鈍感で大雑把な人たちの方が多数派なので、HSPの感覚の方が「おかしい」と見られがちです。
そして、そのように言われることによって、HSPの人たちも、「自分が考え過ぎなのかもしれない」「考え過ぎの自分はおかしいのかもしれない」 と思ってしまいがちです。
そして、「こんな自分はダメだ」と自分を責め、自己評価を下げてしまうのです。
人の振る舞いや言動に、「〇〇過ぎ」はありません。
人それぞれの基準があって、他人の言動が自分の基準を超えた時に、「あの人は〇〇過ぎ」と思うわけですが、
それは、その人の主観でしかなく、普遍的な基準があるわけではありません。
ただ、その人のコンフォートゾーンから、外れているだけなのです。
ですから、そもそも感覚が違う非HSPの言動はあまり重く受け止めず、
自分の感覚に対して、ひとまずは「それでいいんだよ」
と肯定してあげて下さい。
繊細さや敏感さの生かし方を学べる無料メルマガ
『繊細なアーティストのためのメンタルマネジメント』
▼こちらよりご登録ください▼
0コメント