音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。
HSPは、「慎重すぎる」とか、「行動力が乏しい」といったレッテルを貼られがちです。
人間の脳には、アクセルにあたる行動活性システムと、ブレーキにあたる行動抑制システムとがあるのですが、
HSPと言われる人たちの脳は、行動活性システムよりも、行動抑制システムのほうが優位に働く傾向があります。
つまり、普通の人以上に、行動にブレーキをかけやすい気質なのです。
この気質は生まれ持ったものなので、責めても仕方ありません。
それよりは、この気質をプラスに生かすことを考えたほうが良いでしょう。
慎重であるなら、その性質を生かしてリスクを回避したり、細かく仕事を見直すことが得意です。
また、行動抑制システムが働きやすいのなら、
無理に行動しようとする必要はなく、苦手なことは他人にお願いし、
自分にできることを自分のペースで淡々と行えるように環境を整えていけば良いのです。
何事にも良い面、悪い面があり、人の性格や気質にもそれが言えます。
HSPの特徴を見ていると、「生きづらい」「面倒だ」と思える面も確かに見えますが、
プラスに生かせば、とても優れた面が見えてきます。
HSPという資質を重荷に感じるばかりでなく、よりよく生かす方法を見出していけると良いでしょう。
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