音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。
「これをすると、モチベーションがアップします!」
「やる気がなくなったら、これをして取り戻します!」
このようなことを言ってる人たちをたまに見かけます。
本人は良い方法だと思っているので、あえて否定はしませんが、 コーチングを学んだ立場で見ると、「大丈夫かな?」と思います。
やる気やモチベーションが何度も下がり、いちいち高めなきゃいけないとしたら、「本当はやりたくない仕事」をしている可能性が高いからです。
「本当はやりたくない」という心を誤魔化し、一時的にやる気やモチベーションを上げたとしても、しばらくすればまた下がります。
そして、やる気やモチベーションを上げるためのコスト(時間や手間)が、ずっとかかり続けます。
それは、本質を外した、瑣末の対応です。
問題を起こしている原因に焦点を当てず、起こった問題にばかり対処しているから、いつまでも問題が消えず、いつまでも対処が必要になるのです。
やる気やモチベーションに悩むなら、「何かが間違っている」と考えたほうが良いでしょう。
もしかしたら、選んだ仕事が間違っているのかもしれません。
「やる気やモチベーションを上げなくてはいけない仕事」をするのではなく、「やる気やモチベーションが自然に湧く仕事」、
あるいは、「やる気やモチベーションなんかなくても続けられること」を仕事にしたほうが良いのです。
むしろ、一番疲れていて、気力がない時でさえも、淡々と取り組めるような仕事が理想です。
やる気やモチベーションを高くしなければ勝負できないような仕事をすれば、常にやる気やモチベーションに振り回され、仕事の成果にも波やムラが出てきます。
やる気やモチベーションに関係なく取り組める仕事をするなら、淡々と行動し続けられるので、淡々とスキルが増し、安定して高いパフォーマンスを発揮できるようになります。
仕事に限らず何事も、長きにわたって良い結果を出そうと思うなら、やる気やモチベーションなんかあてにしないほうが良いのです。
むしろ、「最も疲れた状態でもやりたいことかどうか?」「最も気力がない状態でも続けられることかどうか?」を基準に考えたほうが良いでしょう。
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