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憑依という学び方


音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。



あなたには、心酔するほどの表現者がいますか?


あるいは、私淑している人がいますか?


私は、数年に一度くらいの間隔でそういう対象に出会っています。


そして、その人の動向をウォッチし、その人の作品を味わい、その人が関心を持つことに自分も関心を持つ、ということを繰り返してきました。


意識してそうしてきたというよりは、「つい、そうしてしまった」という感じです。


まるで、その人に取り憑かれたかのように、のめり込んでしまうのです。 



ですが、あとから振り返ると、この経験が今の自分のスタイルなり、教養なり、価値観を築いてきたように思います。


一人の人間に徹底的にハマることで、その人のスタイルや考え方を自分の中に深く取り込み、その人の視点で世界を見れるようになります。


また、その結果として、その人の主観によって構造化された情報が手に入ります。


例えば、私は学生時代にある作家にハマりました。


その人は広範なジャンルを扱うジャーナリストですが、私は彼の本を読むことによって、哲学や文学、ノンフィクションやジャーナリズム、脳科学や分子生物学、物理学に興味を持ち始めました。


どの分野も、その作家に出会う前には全く興味のなかった事柄です。


それら一つ一つの知識を、単発で学びたいと思ったことはありませんでしたが、その作家にハマることで、それらの知識が急に身近に感じられ、興味をかき立てられるようになったのです。


そのようにして、いくつかの人間にハマることで、いつの間にか多くの知識が身につき、たくさんの視点や考え方を自分の中に取り込めたように思います。



単発の知識に出会うだけでは、それを吸収するモチベーションはおそらく湧きません。 


学校の授業などで、「これを学びなさい!」と言われても身が入らない科目があるのと同じです。


ところが、自分が心酔する誰かを通すことで、同じ知識がすんなりと自分の中に入ってくるのです。


また、複数の人間にハマることで、「この人だったらこう言うだろう」「この人だったらこう見るだろう」と、一つの物事を複数の視点で見れるようになりました。


そういう学び方もある、ということですね。


そうやって、複数の人間の世界に入門しては卒門する。


そういうことを繰り返しているうちに、いつの間にか自分の内面が豊かになり、面白い発想ができるようになっていくと思います。



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高野直人(コウノナオト)

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