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普通を知ることがセンスを良くする


音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。


前回・前々回の記事では、歴史と繋がることや座右の古典を持つことについてお伝えしました。


ご参考:『オリジナルを目指す前に』『座右の古典はありますか?』


今日は、その話に関連して、「センス」についてお話をしたいと思います。



音楽に限らず、仕事にはある程度のセンスの良さが要求されます。


「センスの良さ」とは、数値化できない事象のよし悪しを判断し、最適化する能力のことを言います。


「くまモン」や「ドコモのiD」などで有名なデザイナーの水野学さんは、センスが良いものをつくるには、「普通という感覚がことのほか大切である」と仰っています。


普通こそが、「センスのいい/悪い」を測ることができる唯一の道具なのだと。


多様化した今の時代に、「普通」として多くの人に共有されるものが、どれだけあるのかは難しい問題ですが、それぞれの世界において定番と言われ、定評のあるものはある程度存在しています。


ですから、そうした作品をよく知ることで、普通という感覚をよく養えるのではないかと私は思っています。


それなりに定評のあるものをきちんと知っておくことで、「良い/悪い」の基準の感覚が養えるのです。



また、水野さんは「思い込みを捨てて客観的情報を集めることこそ、センスをよくする大切な方法」と仰っています。


人はつい、好き嫌いで鑑賞作品を選んでしまいますが、好き嫌いというのは主観です。


その感覚は、それとして大切にしていただいて構わないのですが、


「一般的には、何が優れているとされているのか?」という客観的な感覚も持っていたほうが良いわけです。


趣味の世界であれば、独りよがりや自己満足で全く構いませんが、仕事においてはある程度の水準や共有されるべき常識が求められます。


王道の感覚をきちんと持った上で、自分ならではの感覚がある。 


それこそが、単なる独りよがりにならず、独創的と言われる仕事なのではないでしょうか?


センスあるアイデア、センスある表現を生み出すための、一つの参考にしていただければ幸いです。 



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高野直人(コウノナオト)

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