音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。
私は数年間、音楽家向けに情報発信をしていて興味深いことに気づきました。
それは、プロとアマチュアの情報に対する反応の違いです。
アマチュアの人や、初心者に近い人ほど、「○○ができるようになるコツ」などの具体的なノウハウ(know how)情報に反応します。
それに対して、プロの人や、経験を重ねた人は、マインドの理論や結果を出す人の考え方などの抽象的なノウホワイ(know why)情報に反応します。
これは、ビジネスでも同じことが言えます。
初心者の人ほど、SNS集客法や動画集客法などの具体的なノウハウ情報ばかり学ぼうとし、
結果を出している人ほど、マーケティングや経営などの理論書から抽象的なノウホワイ情報を学んでいるのです。
具体的なノウハウを学ぶことは決して悪いことではありませんが、
「具体的である」ということは通用する環境が限定的であることを意味します。
条件が少しでも変わると通用しなくなるのです。
「抽象的」な原理原則は、様々なシチュエーションに通用します。
ですから、「抽象的」な原理原則を踏まえた上で、「具体的」なノウハウを使い分けることは良いことだと思います。
具体的なノウハウばかり求める人は、「どうすれば良いのか?」 という答えを他人に考えてもらいます。
自分では考えないから、ちょっと環境や条件が変わって、そのノウハウが通用しなくなると応用することができません。
抽象的なノウホワイを求める人は、「なぜそうなのか?」を学んで自分で考え、自分で答えを出します。
うまくいくための原理原則を理解しているから、環境や状況が変わっても、そこに合うような答えを自分で生み出せるのです。
新しい情報が生まれては、すぐに役に立たなくなり、環境が激変する時代だからこそ、抽象的な原理原則を学ぶことが、大切なのではないでしょうか?
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