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マーケッターの視点と職人の視点


音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。



ウィスキー好きの私は、朝ドラの「マッサン」を観ているのですが、


鴨居社長(サントリー創業者の鳥井信治郎がモデル)と、


亀山(ニッカウヰスキー創業者の竹鶴政孝がモデル)の視点の違いが面白いです。



亀山は、職人の視点で「本場のウィスキー」をつくることにフォーカスします。


本場のウィスキーにはピートが必要なので、「ピートが豊富にある北海道に蒸留所を作るべきだ」と主張します。


それに対して、鴨居社長はマーケッターの視点で、「いかに多くのお客さんに興味を持ってもらうか?」にフォーカスします。


山崎の合戦や千利休のお茶などの話題性があって、交通の便も良い「山崎」の地を蒸留所の建設地として選び、お客さんが見学しやすいように通路を広くするような指示もします。



これは、どちらの視点が良いか悪いかではなく、どちらも大切な視点です。


鴨居社長には、職人の視点が欠けており、彼はそれを自覚していたからこそ亀山を雇いました。


亀山には、マーケッターの視点が欠けていましたが、彼はそれを自覚できていませんでした。


亀山は優れたウィスキー職人ではありましたが、亀山一人の力ではウィスキーが日本に広まるのは難しかったかもしれません。



音楽の世界でも、同じようなことを感じます。


職人の視点で、自分を高めることや、自分のこだわりを追求することは素晴らしいことですが、


「どうお客さんに興味を持ってもらうか?」というマーケッター視点が欠けていると、


素晴らしい音楽や演奏を提供できるようになっても、その存在を知ってもらえず、興味を持ってもらえません。


音楽の道で生きていくのなら、職人の視点だけではなくマーケッターの視点も身につけるか、マーケッターの視点を持った人と組むと良いのではないでしょうか?



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高野直人(コウノナオト)

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