音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。
より多くの人に自分の活動を知ってもらうために、情報発信する音楽家が増えてきました。
今日は、「コーチングの観点から見た情報発信のポイント」について、お伝えします。
コーチングの考え方は、常にゴールが基準です。
「ゴールに合致しているか?」「ゴールに近づけるかどうか?」が、判断の基準になります。
「どんな情報発信をすべきか?」は、「自分がどうなりたいのか?」という、あなたの音楽人生のゴールによって決まります。
自分の音楽人生のゴールをきちんと定めた上で、
「そのゴールを達成するために、どんな人たち(ファンや仲間)と出会いたいのか?」
「その人たちはどんな情報を欲していて、自分にはどんな価値を提供できるのか?」
「その人たちに、自分のことをどのように認識して欲しいのか?」
といったことを意識しながら、ゴールに沿った情報発信をしていくことが大切です。
逆に言うと、ゴールに関係のない情報はあまり発信しない方が良いと言えます。
SNSなどでは、「○○に行きました」「○○を食べました」「○○さんと一緒にいます」などの近況報告的な投稿がよく見られますが、
何らかのゴールを目的として情報発信するなら、ゴールに関係する情報に重きを置いた方が良いでしょう。
自分がつながりたい読み手にとって、知っておいてもらった方が良い近況なら投稿すれば良いし、
自分がつながりたい読み手にとって、それほど価値のない情報であるなら投稿しない方が良いということです。
情報空間において、あなたが発信した情報は、読み手の頭の中で統合され、あなたに対するイメージとなります。
直接あなたのことを知らない人は、あなたの発信した情報でしか、あなたのことを判断することができません。
自分が発信した内容について、読み手の一人一人に細かく補足をしたり、言い訳したりすることはできません。
あなたに直接会ったことがない人にとっては、あなたの発信した情報があなたの全てになってしまうのです。
そういう意味で、情報発信はあなたのブランディングになります。
「いつもどこかに遊びに行ってる人」と思われたいなら、遊びに行った写真をたくさん投稿すれば良いでしょう。
「いつも美味しいものばかり食べてる人」と思われたいなら、美味しい食べ物の写真をたくさん投稿すれば良いでしょう。
それが、自分のゴールに合致するのであれば問題ありません。
情報発信については、色んなメソッドやノウハウが溢れていますが、
そのやり方が、「自分のゴールに本当に合致しているかどうか?」をきちんと見極める必要があります。
他人が、あなたの発信について何か言ってきたとしても、あなたのゴールはあなたにしか分かりませんので、
あなたが「ゴールに合致している」と判断するなら、それで良いと思います。
目的にフォーカスすればするほど結果が出ます。
楽器上達したいなら、楽器の上達に結びつくことに多くの時間を使い、楽器上達に関係ないことに使う時間を減らした方が良いでしょう。
ビジネスで売上を上げたいなら、売上が上がるような行動に集中し、売上に繋がらない行動は減らした方が良いでしょう。
情報発信も同じで、自分のゴールに結びつく情報発信に集中し、ゴールとは関係のない情報発信はなるべく避けた方が良いと言えます。
どんなに頑張っても、間違ったことをすれば、間違った結果が出ます。
何らかの目的を持って情報発信をするのなら、その目的に沿った情報発信をしていくことが大切です。
もちろん、ただ個人で楽しむだけなら、どんな発信をしようとその人の自由です。
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