音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。
自分の音楽活動に興味を持ってもらうために情報発信をする場合は、
「私はこの分野のプロフェッショナルである」
「私はこの分野で人々をリードする存在である」
といったスタンスで発信していくと良いでしょう。
「いやいや、私なんて全然実力不足です!」
「まだまだ学ぶことがたくさんあります!」
こんなことを思われる方がいらっしゃるかもしれません。
実際問題として、そういうことはあるかもしれませんし、現状の自分の能力をしっかり把握されていることも素晴らしいことです。
自分の課題を自覚し、もっと成長していこうとすることは仕事において大切なことです。
ただ、 そういった「まだまだ至らない自分」について、あえて発信する必要はありません。
コーチングでは、「セルフトーク」のコントロールを重要視します。
セルフトークとは、自分が発する言葉です。
なぜ、セルフトークを重視するかと言うと、自分が発する言葉によってセルフイメージが決まり、セルフイメージによってパフォーマンスが決まってしまうからです。
例えば、「私はダメだ」とばかりつぶやいている人は、「ダメな自分」というセルフイメージができ上がり、「ダメな自分」を維持するように無意識に行動してしまいます。
その結果、ついついチャレンジを避けてしまったり、「どうせダメだから」と諦めてしまったりします。
「自分はゴールを達成できる」と常に思っている人は、「自分はゴールを達成して当然」というセルフイメージを築き、ゴールの達成に必要な行動を自然に当たり前に選ぶようになります。
トップアスリートはこのことを理解しているので、言葉の使い方に気をつけています。
「もっとできる」「自分には能力が備わっている」と、自分のセルフイメージを高め、パフォーマンスを発揮できるような言葉を選ぶのです。
あるいは、もともと高いセルフイメージを持っている人が、そういったことを意識しなくても、優れた結果を出してしまう場合もあるかと思います。
情報発信においても、どんな言葉を選ぶかが大切です。
自分が発した言葉が、自分のセルフイメージを築き、未来に発揮できる能力を決めてしまうからです。
ゴールに相応しいセルフイメージを築きながら、情報発信していくと良いでしょう。
それが、自分をゴール側へと成長させ、ゴールに関係する人々を引きつけることに繋がっていくからです。
「まだまだ力不足です」「まだまだ勉強中です」といったスタンスで発信するよりも、「自分はプロです!」「この分野のリーダーです!」というスタンスで発信した方が、読み手からも信頼されますし、自分の中の甘えや妥協も減っていき、発信する情報の質も高まっていきます。
これは私の経験ですが、ゴール側のスタンスで情報発信していると、自分に足りない知識や能力を自然と埋め合わせる行動をする自分になっていきます。
努力しようと意識するわけではなく、無意識に自然にそうしてしまうんです。
豊富な知識を得て、良い経験をたくさんしたから良いアウトプットが出るようになると言うよりは
「良いアウトプットをして当然の自分」というセルフイメージを持っているから、自分にとって良いインプットが必須になり、必要な知識や経験を無意識に求める自分になるのです。
コーチングの考え方は、常に「ゴールが先で方法は後」と考えます。
ゴールイメージを先に作れば、脳がそこに至る方法を勝手に探し出してくれます。
だから、すでにゴールを達成した人間として振る舞い、ゴールを達成した人として語り、行動していくことが大切なんです。
もちろん、「できていないこと」を「できている」などと嘘をつけと言ってるわけではありません。
「ゴールを達成する人間なら、当然このように言うだろう」ということを語っていくということです。
常に、ゴール側の自分を意識し、ゴール側の人間として高い価値を伝えていくような情報発信を心がけましょう!
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