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一握りしか勝てない場所を目指さなくてもいい


音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。



「音楽の世界で成功するのは一握り」 なんてことが、よく言われます。


「一握りしか成功しない」ということは、「一握りしか入れない枠」が存在し、「その枠に入れる一握りを選ぶ人間」が存在する、ということです。


例えば、有名なコンクールで優勝できる人は一人であり、その一人を決めるのはコンクールの審査員です。


オーケストラのオーディションも、何かのイベント出演の応募も採用枠があって採用者がいます。


こういう枠のある所を狙って、どんなに頑張ったとしても、その枠に入れるかどうかは自分で決めることができません。


決めるのは他人です。



このような「他人に選ばれる」状況を選んでいる限り、そこには常に熾烈な競争があり、その競争に勝てるのは当然ながら「一握り」です。


その枠のある場所が、自分のゴールの達成にとってどうしても必要で、どうしてもその枠の中に入りたいのであれば、そこを目指すのは良いことですが、


その枠に入れなかった時に、それ以外の選択肢がなければアウトです。


私は、音楽家として生きるのに、一握りしか入れない枠を目指さなくても、「自分で自分の居場所を作れば良いのではないか?」と思っています。


つまり、「自分で新しい仕事をつくり、自分でお客さんを集められるようになる」ということです。


自分で新しい居場所を開拓し、お客さんを集められれば、誰かに自分の仕事やポジションを決められることはありません。


もちろん、そういう仕事だって、お客さんに選ばれるわけですが、ある程度は自分らしく仕事ができるように調整ができます。


その仕事がうまくいかなかったとしても、別の新しい仕事を生み出したって良いでしょう。



他人から選ばれる仕事は、他人の意向があるため、自分の努力だけではどうにもならない問題が出てきます。


また、他人の都合や事情によって、仕事が突然なくなってしまうことだってあります。


自分が仕事をつくる立場なら、自分の工夫や努力次第で可能性が拡がっていきます。


誰かと同じことばかりしていれば、そこには常に熾烈な競争があり、誰かに選ばれ誰かの都合に振り回されてしまいます。


自分にしかできない仕事をつくり、誰かと違うことをすれば、それを必要とするお客さんに選んでもらえる人になれます。


「これしかできない」「これしかやりたくない」という人よりも、「これもできる」「これもやってみたい」と思えるものが多いほうが可能性は拡がります。


やりたくないことを無理にやる必要はありませんが、自分のやりたいことやできることを最初から狭い範囲で決めつけず、色んな新しい可能性を模索していくのも良いと思います。 

自分らしい人生を描く、アーティストライフコーチング

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高野直人(コウノナオト)

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