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厳しい指導の勘違い


音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。



大きく成長し、高い目標を達成するには、エフィカシー(自分のゴール達成能力の自己評価)を高く保つ必要があります。


エフィカシーが低くなると、行動できなくなるからです。


これはコーチングの世界では当たり前の話ですが、 音楽の世界では当たり前ではありません。


エフィカシーを下げる指導や教育によって、パフォーマンスを落としてしまっている音楽家がたくさんいます。 



「良き音楽家になるには厳しい教育が必要」などと言われますが、厳しい水準を課すことと、厳しく当たることは違います。 


本人が求めるゴールに向かうために、必要な水準を妥協なく求めていくのは良いことですが、


その水準に満たない人間に暴言を浴びせたり、人格否定することはあってはならないことです。



私は、30年以上音楽活動をしてきて、色んな音楽指導者を見てきましたが、


「生徒のため」というより、自分の思い通りにならないことに苛立ちを感じ、自分の都合で怒っている(ように見える)指導者がたくさんいました。


表現することを教える指導者が、伝えたいことを伝わりやすく伝えて相手を動機づける「表現」をするのではなく、


感情を爆発させ、暴言を吐き、自分がスッキリするだけで相手の動機づけに繋がらない「表出」をしてしまっているのです。



人間ですから感情があるし、うまくいかないことに苛立ちを感じる場合もあるでしょう。


そして、当人は当人なりに音楽のことや、相手のことを考えているのだとは思いますが、


そのようなあり方が、時に生徒に罪悪感を植えつけ、生徒のエフィカシーを下げ、マイナスの機能を果たしてしまうのです。


音楽の知識や経験が豊富でも、マインド(脳と心)の仕組みや活用法を知らないと、知らず知らず生徒のパフォーマンスを下げる振る舞いをしてしまいます。


日々、色んな音楽家の方から相談を受ける中で、


指導者との関係に悩んでいる生徒や、指導者としてのあり方に悩んでいる指導者が多くいることを感じています。


指導を受ける側の人にも、提供する側の人にも、コーチングを伝えていきたいです。

自分らしい人生を描く、アーティストライフコーチング

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高野直人(コウノナオト)

音楽家、芸術家、内向的な人、繊細で敏感な人(HSP)、

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