音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。
コーチングと言うと、
「怖い」とか「厳しい」といったイメージを持つ人がいまだにいます。
スポ根マンガの鬼コーチのイメージがあるのでしょうか?
私のコーチングは怒ったりしません(笑)
何も命令しないし、何も強制しません。
アドバイスは、求められた時にだけ個人的意見として述べます。
こちらから伝えたいことがある場合は、相手の許可をとってからします。
基本的には聞き役に徹します。
コーチの役目は、相手のエフィカシーを高め、ゴールを見つけるお手伝いをすることです。
人は本当にやりたいことを見つければ、誰に何を言われなくても勝手に行動し始めます。
また、エフィカシーが高まり、「ゴールを達成できる!」と思えれば、自然とたくさん行動するようになります。
なかなか行動できない人は、自分の本当の思いではなく、他人の価値観によって生きようとしています。
「こうすべき」「こうあるべき」「こうでなきゃいけない」「こうした方が良い」などといった他人の意見に従おうとしているのです。
私たちの脳は、外側(他人)から強制されることを拒絶します。
やらされていることには、エネルギーも創造性も出てきません。
それどころか、それを回避しようとして、様々な「できない」言い訳を思いついたり、「できなくなる」状況を無意識が作り出そうとします。
正論や叱咤などで強制的に動かそうとしても、一時的に効果があっても長続きはしません。
「うるさく言われないように」とか「怒られないように」といったことが行動の目的になってしまい、そう言われることが無くなれば行動をやめてしまいます。
「こうすべき」「こうしなければならない」といった自分にとっての正しさで、相手を操縦しようとするのではなく、
相手の本当の望みを探り、そこに結びつけてあげ、「必ずできる!」とエフィカシーを高めてあげること。
それこそが相手が力を発揮するための最良のアプローチです。
指導や教育にたずさわっている方には、コーチングを学んでみて欲しいと思います。
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