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目標を立てて不幸になる人


音楽ライフコーチングの高野(コウノ)です。



コーチングでは、複数のゴール(目標)を設定することを奨めています。


ゴールを設定すると、私たちの脳はゴールの達成に必要な情報にロックオンするようになります。


すると、ゴールに関係のない情報がロックアウトされて見えなくなり、ゴールに関係ないことを軽視しがちになります。


例えば、「会社で昇進する」というゴールを持っている人がいるとします。


この人が仕事の他にゴールを持たなければ、その人の生活は会社で昇進することを中心とした生活になるでしょう。


会社で認められるために朝早くから夜遅くまで働いたり、休日も出勤するかもしれません。


そして、家族や恋人と過ごす時間が犠牲になったり、友達と過ごす時間が減ったり、睡眠時間が少なくなったり、食事が疎かになってしまったりします。


その結果、家庭不和になったり、恋人と別れたり、友達と疎遠になったり、健康を害したりしてしまうことがあります。


「恋は盲目」という言葉がある通り、一つのゴール(恋の成就)しか設定していないと、それ以外の情報が目に入らなくなります。


仕事のゴールがある人は、仕事以外に「家庭がこうなったらいい」という家庭のゴールや、「こんな人と友達になり、こんな関係を築きたい」といった友人関係のゴール、また健康のゴールや趣味のゴールなども設定した方が良いでしょう。


家庭も、友人関係も、健康も、趣味も、ゴールが曖昧ならそれ以上良くなることはなく、他のゴールを優先することで蔑ろになってしまいます。


それが良いことなのか悪いことなのかは一概には言えませんが、あなた自身がそういう人生を本当に望んでいるのかどうかです。


人生は仕事以外にも様々な領域から成り立っています。


それぞれの領域について、自分が具体的にどうなることを望んでいるのかを考えていくことが大切です。


ゴールが曖昧な領域は、蔑ろになります。


ゴールがあれば、そのゴールを達成するための情報にも関心が向くようになるので、その方向に一歩でも二歩でも向かっていくことができます。


ゴールが複数あるからといって、全てのゴールに均等に時間やエネルギーを注ぐ必要はありません。


その時その時で、もっとも優先すべきゴールに集中すれば良いと思います。


ただ、他のことを全く考えないのではなく、長い人生の中で状況に応じて集中すべきゴールを変えながらバランスをとって行けば良いのです。


ゴール(目標)の設定によって視野を狭くするのではなく、人生全般を広い視野で見ていきましょう!

自分らしい人生を描く、アーティストライフコーチング

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高野直人(コウノナオト)

音楽家、芸術家、内向的な人、繊細で敏感な人(HSP)、

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