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猫舌なのに煮え湯を飲むな

アーティストライフコーチングの

高野直人(こうのなおと)です。


繊細で敏感な人が、

幸せになるには、

どうしたら良いでしょうか?


それは、

不幸せな刺激を遠ざけ、

幸せな刺激を増やすことです。


繊細な人は、

刺激に対して人一倍、

敏感なのですから、


良い刺激があれば、

人一倍、良い影響を受け、


悪い刺激があれば、

人一倍、悪い影響を受けます。


ですから、

幸せを感じられないのなら、


今の生活の中に、

不幸せな刺激が多くあり、

幸せな刺激が少ない、

ということなんだと思います。


例えば、

自分のことを、

嫌な気持ちにさせる人間が、

周りにいるとか、


騒音とか、争いとか、

事故やトラブルが多くて、

落ち着かない環境にいるとか。


私自身、

長い間にわたってずっと、

生きづらい思いをしてきましたが、


起業して、

自分で好きな環境や、

仕事相手を選べるようになってからは、

随分と生きやすくなりました。


自分が生きづらかったのは、

繊細で敏感であること自体よりも、


そういう自分に、

合わない人と付き合い、

合わない環境にいたことが、

原因だったのだ、と今では思います。


ですから、

生きづらさを感じている方への、

最初のアドバイスは、


「刺激をコントロールしよう!」

の一言につきるのですが、


「そんなことはできない」

「私の状況では難しい」

などと反論される方が多くいます。


そして、

そういう方の多くが、

何らかの「べき論」に、

囚われていたりします。


他の人にとっては、

当たり前でも何でもないことを、


「こうすべき」

「こうあるべき」

と固く信じ込んでいて、


それに縛られているから、

身動きがとれないのです。


猫舌なのに、

「私は熱湯を飲まなければならない」

と信じ込んでいるようなものです。


そういう人は、


「自分が飲むものは、

 もっと冷ましていいんだよ」

と認めてあげないと、


状況を変える行動をすることが、

難しいと思います。


もっとラクをしていいし、

自分の幸せを優先してもいいんですよ。


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高野直人(コウノナオト)

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