ワクワクする夢がなくていい

アーティストライフコーチングの

高野直人（こうのなおと）です。

「私には夢がありません」

という人がいますが、

こういう人たちの中には、

「夢」という言葉を狭く、

限定的に捉えている方がいます。

「大きなものじゃなきゃダメ」

「ワクワクするものじゃなきゃダメ」

「それだけの器がなきゃダメ」

というように、

ステレオタイプなイメージを、

持ってしまっているのです。

コーチングでは、

「夢」という言葉を使わず、

自分が得たい結果や望む状態、

向かいたい先のことを、

「ゴール」と表現しますが、

ゴールには、

到達するものもあれば、

実現するものもありますし、

維持するものもあります。

自己啓発書が好きな人は、

「ワクワクするもの」という、

言い方をしますが、

「ワクワクするもの」だけに、

限定してしまうと、

ゴールが見つけにくくなります。

ゴールとは、

ワクワクするものだけではなく、

穏やかな気持ちになるものとか、

清々しい気持ちになるものとか、

誇らしい気持ちになるものとか、

楽しさを得られるものとか、

心地よさを得られるものとか、

安心感を得られるものなど、

自分にとって好ましい状態、

感情を得られるものなら何でも良く、

小さくても、大きくても、

短期的でも、長期的でも、

達成可能でも、達成不可能でも、

何でもいいんです。

繊細で敏感な人たちの中には、

人生にそれほど刺激が必要なく、

大きな結果や変化よりも、

穏やかさや安心感、

心地よさや納得感を求める方もいます。

人それぞれの望みがあって良く、

それを追求することで、

「自分が幸せ」になれば良いのです。

コーチングの理論的には、

ゴール設定のルールが色々あるのですが、

ルールから考えると、

思考が硬直してしまいますので、

まずは制約なく、好き勝手に、

「どうなったら自分が幸せか？」

を考えてみましょう。

今のままが良ければ、

それもOKです。

成長するごとに、

ゴールは変わっていきますから、

全てのゴールは、

「とりあえず」「今のところ」

で問題ありません。

いつ変えても、いつやめても、

いつ休んでもOK。

ゴールは、

あなたを縛るものではなく、

あなたを解放し、

幸せにするものだからです。

遊び心を持って、

気軽に考えてみましょう！

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