アーティストライフコーチングの
高野直人(こうのなおと)です。
繊細で敏感な人たちの中には、
周りの人たちから、
「考えすぎだよ」と言われる人が、
よくいらっしゃいます。
「考えすぎ」と言われる時は、
おそらく、
心の中で何らかの葛藤を、
抱えているんだと思います。
例えば、
「これをやるべき」という心と、
「やるべきでない」という心が、
戦っているとか。
その一つが、
良心がある故の葛藤です。
繊細で敏感な人たちは、
「悪」についても、
敏感に察知してしまうため、
自分の行動についても、
「これで本当に良いのか?」
と人一倍考えてしまいます。
良心というものを持たず、
ただただ本能的な衝動や、
損得にかられて行動する人は、
「良くあろう」
「良くありたい」
とは考えず、
自分の利益に向かって、
まっすぐに行動することができ、
その結果が何が起こっても、
自分の行動が原因で苦しむことが、
ありません。
後悔したり、反省したり、
躊躇したり、混乱したり、
罪悪感や羞恥心を感じるのは、
良心があるからであり、
良心と本能的な衝動との間で、
葛藤しているからでしょう。
もしかしたら、
あなたに対して、
「考えすぎだよ」
と言ってくる人は、
悪というものに鈍感で、
あなたほどに良心を大切にしない人
なのかもしれません。
「何が良い生き方か?」とか、
「何が真っ当なことか?」
なんてことは深く考えず、
「ただ得すればOK」
「ただ結果が出ればOK」
と考える人なのかもしれません。
どの生き方が良くて、
どの生き方が悪い、
ということはありませんが、
あなた自身が、
納得の人生を生きるためには、
物事を簡単には割り切らず、
時に葛藤を抱えながらも、
自分の大切な価値を守るために、
ギリギリまで考え抜いた方が、
良いのではないでしょうか?
文芸批評家の亀井勝一郎は、
こんなことを言っています。
「割り切りとは、魂の弱さである」
と。
繊細さや敏感さの生かし方を学べる無料メルマガ
『繊細なHSPのためのメンタルマネジメント』
▼こちらよりご登録ください▼
0コメント