アーティストライフコーチングの
高野直人(こうのなおと)です。
人生をよく変えるには、
「自分を信じよう」
「素直にやってみよう」
「物事のプラスの面を見よう」
といったことが、
よく言われていて、
それは良いことだと思うのですが、
このようなプラス思考が、
普通にできる人って、
子供のように無邪気な人なんです。
無邪気とは、
「邪気がない」ということですが、
「邪気」とは現代風に言えば、
ネガティブな記憶ですね。
一般的に、子供の頃は、
ネガティブな体験が少ないので、
明るい未来を素直に信じたり、
良い話を素直に受け取ることが、
できるのですが、
大人になるにつれて、
人は多くの嫌な経験をし、
その記憶を蓄積していきます。
すると、そうした記憶が、
素直な思考やプラス思考の、
足を引っ張り、
プラスに考えようとするほど、
それを打ち消そうとしたり、
不安を増幅させたり、
言い訳を考えたりするのです。
じゃあ、
大人になっても、
プラス思考でいられる無邪気な人は、
嫌な経験が少ないのかというと、
必ずしもそういうわけではなく、
彼ら彼女らの多くは、
嫌な体験をその場できちんと、
終わらせています。
例えば、
「これは意味のあることだ」
「相手にも何か事情がある」
などと納得をし、受け入れて、
それ以上、引きずらないようにしているとか。
邪気が溜まる人、
すなわち嫌な記憶を引きずる人は、
嫌な体験を終わらせていません。
時折思い返しては腹を立て、
誰かを恨み、
あるいは何もできなかった自分を、
攻撃し続けているのです。
そういう人は、
プラス思考の前に、
まだ片付いていないそうした思いを、
きちんと片付けることが大切かと思います。
そうすることで、
人は少しずつ素直になり、
前向きにもなれます。
望ましい未来に向かうには、
過去と和解することが、
大切ですね。
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