アーティストライフコーチングの
高野直人(こうのなおと)です。
「優れた人から学びなさい」
とはよく言われることですが、
優れた対象との
距離感の取り方について、
教えてくれる人はあまりいません。
実は、大切なことなのですが。
詩人のゲーテは、
創造活動をしたい人に対して、
「シェイクスピアの作品を、
年に一つだけ読むにとどめなさい」
というアドバイスをしています。
どういうことかと言うと、
あまりにも優れた人に、
近づきすぎると、
自分との大きな差が頻繁に自覚され、
「自分は全然ダメだ」
と自信を失ったり、
「今さら自分なんかがやる意味はない」
などと、
諦めを感じやすくなるからです。
だから、ゲーテは、
「年に1つだけ」という言い方で、
偉大な才能と、
適切な距離感を保つことを、
教えてくれているのです。
因みに、
「モリエールに関しては、
ときどき読んでもいい」
とも言っています(笑)
自分の成長のためには、
自分より少しだけ優れた人と、
常に一緒にいるようにして、
あまりにもかけ離れた人は、
たまに触れる程度にとどめ、
少し離れたところで憧れながら、
刺激をもらう方が良いようです。
適切にモチベーションを保つためにも、
偉大な先哲のアドバイスを、
是非参考にしてみてください。
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