アーティストライフコーチングの
高野直人(こうのなおと)です。
視野を広げるため、
あるいは、
独りよがりにならないために、
他者の意見を聞くのは、
良いことですが、
他者の意見を聞く度に、
自分の考えがコロコロと、
変わってしまったり、
聞く意見が増えるごとに、
混乱してしまって、
どうしたら良いのかが、
分からなくなってしまう人がいます。
こういう人は、
自分の中に確固とした価値基準が、
ないのだと思います。
価値基準とは、
別の言い方をすれば、
優先順位です。
自分の人生の中で、
何を最優先にし、
何を後回しにするのか?
それが、
その人の価値基準となります。
ある人は、
「自分が得をするなら、
他のことはどうでもいい」
と考えるでしょうし、
ある人は、
「自分の得を多少控えても、
倫理的に生きたい」
と考えることでしょう。
人それぞれの、
幸福追求の仕方があるので、
どちらが良いわけでも、
悪いわけでもありませんが、
他者は無意識に、
自分の価値基準に沿った、
アドバイスをしてきます。
「得」が最優先の人は、
「得」を最優先にしない生き方を、
「愚かだ」と言うかもしれませんし、
「信念」が最優先の人は、
「信念」を最優先にしない生き方を、
軽蔑するかもしれません。
どれが正しいわけでも、
間違っているわけでもありません。
自分が求める価値観を、
最も大事にできるような意見を、
採用すれば良いと思います。
大事なのは、
「自分が何を優先したいか?」
です。
他者の意見を聞く前に、
あるいは聞きながらでもいいですが、
自分の価値基準をしっかりと、
吟味することが大切です。
もしかしたら、
今の自分が持っている価値観は、
家族や学校や、
身近な他人から教わって、
何の疑いもなく、
そのまま受け入れてしまった、
心の底では本当は望まない、
価値観なのかもしれません。
そのような、
あてがいぶちの価値観で、
生きようとしているかぎり、
いつまでも迷いが出て、
エネルギーが湧かない人生に、
なってしまうと思います。
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