アーティストライフコーチングの
高野直人(こうのなおと)です。
「自分は心が弱いので、
強くしたい」
という相談をたまに受けます。
「心が弱い」とは、
どういうことなのでしょうか?
それは多くの場合、
「苦手でなかなか、
克服できないことがある」
というだけなのではないでしょうか?
心自体が弱いというよりは、
他の人がうまくできているのに、
自分だけうまくできないことがあって、
その原因を「心が弱いから」と、
思い込んでしまっているだけでは、
ないでしょうか?
あなたがうまくできないことを、
うまくできている人たちは、
心が強いからできているのでしょうか?
必ずしもそうとは言えません。
たまたま、その人は、
そのことが好きで得意だから、
できているだけなのかもしれません。
たまたま、その人は、
そのことに対して困難や苦痛を、
感じにくいだけなのかもしれません。
人それぞれ、
向き不向きや感覚が違いますから、
誰かが自然に当たり前に当然に、
できていることを、
自分ができないからと言って、
自分のことを、
「弱い」と決めつけるのは、
早計かと思います。
そもそも心とは、
脳の情報処理現象とも言えます。
情報処理現象なのですから、
強いも弱いもありません。
何かができた結果や、
できなかった結果が、
それを見た人の主観によって、
勝手に「強い」「弱い」と、
評価づけられているだけです。
「ただ不得意なことがある」
というだけで、
全てにわたって、
自分が弱い人間であるかのような、
レッテルを貼らないようにしましょう!
私たち一人一人は、
ただ一つの単語で言い表せるほど、
単純な存在ではなく、
誰もが多様で奥深い存在だと思います。
繊細さや敏感さの生かし方を学べる無料メルマガ
『繊細なHSPのためのメンタルマネジメント』
▼こちらよりご登録ください▼
0コメント