アーティストライフコーチングの
高野直人（こうのなおと）です。
「自分は甘い人間だから、
もっとしっかりしたい！」
なんて言う人と、
たまにお会いします。
そう考えている時点で、
「そこまで甘くないのでは？」
と私は思うのですが、
そういう人ほど、
「自分は甘い」という考えを、
厳しく持ち続けていたりします。
「自分は甘い」と思う時は、
大抵の場合、
自分より優れた相手に、
フォーカスしています。
比べる対象が常に、
自分より優れた人だからこそ、
「自分は甘い」
と思ってしまうのです。
「強い、弱い」
「甘い、厳しい」
という評価は、
相対的なものであり、
比べる相手が変われば、
結果（評価）も変わります。
自分よりも、
何かが甘い相手と比べれば、
「自分は厳しい人間」
になりますし、
自分よりも、
何かが厳しい相手と比べれば、
「自分は甘い人間」
になります。
「自分が甘いか厳しいか？」
という評価は、
比べる相手次第でいくらでも、
変わってしまうものなのです。
そもそも、
本当に自分に甘い人は、
自分のあり方に何の疑問も、
焦燥感も抱きません。
「何とかしたい！」
「何とかしなきゃ！」
と思っている時点で、
かなり向上心があるんです。
「自分は甘い」
と思ってしまった時は、
「優れた人とばかり比較して、
自分を卑下してしまっている」
と気づきましょう！
そして、優れた人たちから、
よりベターなあり方や考え方を、
学ぶことができたなら、
その時点で、
過去の自分よりも、
レベルアップできているんだと思います。
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