アーティストライフコーチングの
高野直人（こうのなおと）です。
「イジメは良くない」
なんてことが、
よく言われますが、
世の中には、
他人をイジメていなくても、
自分をイジメている人が多くいます。
・やりたくないことを、
自分に無理強いし続けたり、
・苦しい環境にいつまでも、
自分を居させ続けたり、
・「自分はダメだ」
と自分に人格攻撃をしたりetc.
自分をイジメることは、
社会的問題にはなりませんが、
一個の人格を蔑ろにし、
精神的に苦痛を与えている、
という点では、
他者をイジメているのと同じです。
「イジメは良くない」
と言うのなら、
他人のイジメだけでなく、
自分のイジメもやめさせたほうが、
良いのではないかと思います。
イジメの特徴として、
よく言われるのは、
「イジメている側に、
イジメという自覚がない」
ということですが、
自分で自分をイジメている人も、
おそらく、
「自分をイジメている」という、
自覚が乏しいのだと思います。
だから、客観的には、
「自分で自分をイジメている人」
に見えても、
本人は、
「これはイジメではない」
と思っているのかもしれません。
ですから、
まずはイジメている本人が、
「これはイジメであり、
良くないことである」
と気づくことが大切ですね。
自分をイジメてしまう原因は、
幼少期の環境などの影響で、
自分を間違って解釈する習慣が、
ついてしまったことにあります。
ですから、
その習慣を少しずつ修正し、
考え方を変えたり、
自分のことを、
ポジティブに評価してくれる、
人間関係に身を置くことで、
ありのままの自分を
認められるようになり、
苦しみから解放されて、
自分をイジメなくなっていきます。
心理学者のアドラーは、
「自分を変えるには
ライフスタイルを変えるしかない」
と言っていますが、
ライフスタイル、
すなわち考え方や性格、
生き方や環境を変えることで、
より生きやすい自分に、
変わっていくことができます。
私はこの世から、
「他者イジメ」だけでなく
「自分イジメ」が減ることも、
願っています。
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