アーティストライフコーチングの
高野直人（こうのなおと）です。
内向的な人は一般的に、
自分の価値観に合わない行動が、
取りづらいと言われています。
内向的な人は、
内面の充実を求めるので、
内側の価値観と、
外側に表現する言動が、
一致していないと心地悪いのです。
ですから、
心にもないお世辞を言って、
周りに合わせることや、
意に沿わない行動をすることに、
強い抵抗を覚えます。
外向的な人は、
内面の充実よりも、
外側の刺激を求めますので、
内側のことはよく分からず、
自分の行動が価値観と一致しなくても、
それほど気にせず、
余計なこだわりなく、
刺激や結果が得られる最短の行動に、
真っ直ぐに進んでいけたりします。
なので、
結果主義の組織の中では、
外向的な人のように、
こだわりなく周りに合わせられ、
結果に直進できる人の方が、
成功しやすいのかもしれません。
ただ、
様々な研究によって、
価値観を大事にして生きる方が、
幸せに生きられることが、
分かっています。
ロチェスター大学の研究によると、
価値観を持って生きる人ほど、
寿命が長くなる、と言われています。
価値観を持って生きる人は、
自分を大切にする行動が増え、
健康に気をつけるのだそうです。
また、
コーネル大学の調査では、
価値観に沿って生きる人は、
年収や貯金額が高い傾向にあり、
不安やトラブルにも強くなる、
と言われています。
哲学者のニーチェは、
「なぜ生きるかを知ってる者は、
どのように生きることにも耐える」
と言っていますが、
「なぜ生きるのか？」
「どう生きるのか？」
という自分なりの価値観を、
明確にしている人は、
逆境があっても、
乗り越えるモチベーションが生まれ、
安定感と生きがいを持った、
充実した人生を送りやすくなるのだと、
思います。
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