アーティストライフコーチングの
高野直人(こうのなおと)です。
繊細で敏感な人たちは、
センサーが敏感であるために、
しんどいことを、
誰よりもしんどいと感じて、
生きづらさを背負いがちですが、
美しいものは、
誰よりも美しいと感じて、
感動することができます。
ですから、
生活の中で悪い刺激を減らし、
心地よい刺激を増やしていけば、
幸せに生きていくことができます。
そういう意味でも、
良き人間関係をつくり、
良き作品に触れることで、
人生が豊かになっていくと思います。
芸術は、共同体から外れ、
その共同性に疑問を持つ人々によって
始められるものとも言えます。
今の社会や組織の中で、
「なんかおかしい」
「なんかハマらない」
と感じる人たちが表現をし、
特定の共同体に、
はまらないからこそ、
それらの表現が共同体を超えた、
広い世界に訴えかけていくのです。
だからこそ、
社会からの阻害を、
感じている人にとって、
芸術は時として、
癒しとなり、気づきとなり、
力となっていくのだと思います。
芸術と似た言葉に、
芸能がありますが、
芸能は、芸術とは違い、
共同体のみんなで、
盛り上がるためのものです。
共同体がまとまるには、
何らかの抑圧が必要であり、
そのストレスを解消するために、
芸能は存在します。
ストレスさえ解消すれば、
何の疑問も抱かずに、
共同体に適応し続けられる人たち
のためのものなんですね。
私は長い間、
生きづらさを感じながら、
生きてきましたが、
私がいつも癒されたのは、
人と触れている時よりも、
芸術や本に触れている時でした。
共同体に適応できず、
共同性に疑問を持っていた、
自分にとっては、
その共同性から、
外れた世界観によって、
創られたものこそが、
心に刺さったのです。
もちろん、
人といる時にも、
癒される時はありましたが、
それは私と同じように、
共同性に疑問を持ち、
俗世間の話よりも、
抽象的な事柄について、
話し合えるような人と、
一緒にいる時でした。
人それぞれ、
心地よくいられる場所は違うし、
心地よく感じられる相手も、
対象も異なります。
合わない人や場所に、
無理に合わせようとせず、
自分にとって、
心地よい仲間や環境を整えて
いけると良いと思います。
私もそうすることで、
かなり心地よく、
生きられるようになりました。
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