アーティストライフコーチングの
高野直人(こうのなおと)です。
私はよく、
美術館に行ったり、
アート系の読書会を
定期的に開催したりしています。
アートの一つの役割は、
「忘我」にある、
と私は思っています。
何かの作品を味わって、
夢中になっている時、
私たちの心は、
忘我の状態にあり、
我を忘れています。
我を忘れた状態とは、
言い換えれば、
「煩悩から離れている状態」
とも言えます。
つまり、
日常の不安や恐怖、
ストレスから解放されている、
ということです。
解放されたからと言って、
問題が解決するわけでは、
ありませんが、
この解放されている間に、
私たちの脳波は、
瞑想に近い状態になっています。
それが、
リラックス効果をもたらしたり、
ストレスの軽減になったりして、
現実に立ち向かうための、
チャージとなるのです。
旧約聖書の詩篇には、
「心を鎮め、
自分が神であると知れ」
との言葉がありますが、
あらゆる宗教の祈りには、
心を鎮める効果があり、
心を鎮めることによって、
私たちの脳は冷静になったり、
様々なひらめきを得たりして、
問題解決の力を得るのだと思います。
現代のような、
変化変化の連続で、
慌ただしい社会の中では、
一旦現実を離れて、
心を鎮める時間が、
とても大切です。
そういう意味でも、
アートに触れたり、
日常とはあまり縁のない、
平穏で安全な人々と話したり、
役に立たない読書や、
没入できる読書をすることが、
大切かと思います。
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